4/27(土)『UNLOVED』公開記念 映画美学校公開講座 決定!
上映 13:30/17:00(2本立て)
『宇宙貨物船レムナント6』(96)
万田邦敏監督作品 出演:大和武士、田村翔子 (45分/35mm)
『夜の足跡』(00)
万田邦敏監督作品 出演:境利朗、五味麗(38分/16mm→βカム)
対談 15:00〜
万田邦敏(映画作家)
蓮實重彦(映画批評家/フランス文学)
会場
アテネフランセ文化センター
東京都千代田区神田駿河台2-11 tel.03-3291-4339(13:00~20:00)
参加費:¥1500(入れ替えなし)
☆映画美学校受講生の方は、受講証を持参して下さい。

◎作品紹介

J・MOVIE・WARS5
万田邦敏監督作品
『UNLOVED』
2001年・第54回カンヌ国際映画祭批評家週間招待作品
レイル・ドール賞&エキュメニック新人賞W受賞!

主演:森口瑤子 仲村トオル 松岡俊介 
脚本:万田珠実+万田邦敏 音楽:川井憲次 プロデューサー:仙頭武則 協力プロ
デューサー:片桐大輔+久保聡 脚本:万田邦敏+万田珠実 音楽:川井憲次 撮影:
芹澤明子(J.S.C.) 照明:金沢正夫 録音:細井正次 美術:郡司英雄 編集:掛
須秀一 衣装協力:Calvin Klein collection

2001年/ビスタ/カラー/モノラル/35mm/117分
製作:WOWOW+バンダイビジュアル
制作協力+配給:サンセントシネマワークス

『UNLOVED』公式ホームページ http//unloved.acommy.com

彼となら“あるがままの自分”でいられる…。
わたしが、わたしであるために必要な強さと繊細さ。
三人がお互いに抱いた感情は、はたして愛なのだろうか?

自分に嘘をついたり、無理をしてまで欲しいものなんかない。一人で暮らす毎日を、
光子は大切にしていた。その生活に何の不自由も感じていなかった。そんな光子を愛
し、自分の成功を分かち合いたいと思う起業家、勝野。しかし、光子にとっては、ア
パートの階下に引っ越してきた、さえない運送会社の契約社員、下川が、かけがえの
ないものになっていった。彼となら“あるがままの自分”でいられる。だから、はじ
めて寄りそって眠った日、光子は、出会えた嬉しさで涙を流したのだ…。男女三人の
出会いと別れ。揺れ動く気持ち。彼女たちがお互いに抱いた感情は、はたして愛だっ
たのだろうか?

人を愛するために、大切なことがある。
揺れる感情を、綿密に計算し尽くされた演出で描き出し、2001年カンヌ国際映画祭で
レイル・ドール賞&エキュメニック新人賞をW受賞!!
“恐るべき新人”万田邦敏監督、長篇デビュー作。

監督は、学生時代に黒沢清監督と8mm映画を監督、『神田川淫乱戦争』や『ドレミファ
娘の血は騒ぐ』にスタッフとして参加し、そのデビューが待ち望まれていた“恐るべ
き新人”万田邦敏。カンヌ映画祭では、シンプルだが綿密に計算された演出と主人公
光子のキャラクターが「ダイヤの原石のようだ」と高い評価を受け、2001年カンヌ国
際映画祭でレイル・ドール賞&エキュメニック新人賞をW受賞する快挙となった。
脚本は、プライベートでも万田監督のパートナーもある万田珠実と万田監督自身が、
また、音楽を『リング』シリーズや『攻殻機動隊』で知られる川井憲次が担当。男女
の感情の微妙な機微を繊細に表現している。他人と自分を較べることなく“あるがま
まの自分”を貫こうとする主人公光子を映画初主演となる森口瑤子が時には強く、時
には繊細に演じ切った。彼女との恋に翻弄される対照的な男2人——片や気鋭の青年
実業家、片やさえない運送会社派遣社員——を、仲村トオルと松岡俊介が新境地開拓
で挑んでいる。 

5月中旬ロードショー!
特別鑑賞券¥1400(税込)絶賛発売中
当日◎一般¥1800 学生¥1500 シニア¥1000
劇場窓口、チケットぴあ、都内プレイガイドにてお求め下さい。

ユーロスペース
03(3461)0211
渋谷駅南口下車2分 JTB前さくら通り上がる
www.eurospace.co.jp