「四畳半襖の下張」「有楽町夜景」「赤い帽子の女」の当時、発禁本として摘発された3作品を題材に、映画化。
梶田征則監督で『発禁本 カストリキネマ』の題名で制作される。
「赤い帽子の女」は、“幻の奇書”と呼ばれ、「鍵」の谷崎潤一郎、「眠れる美女」の川端康成など、文豪が好んで“性”をテーマに書いた小説は存在している中、芥川龍之介作では、ないかと話題になった作品。また、「四畳半襖の下張」は現在、永井荷風が作者ではないかと言われている。
そんな“幻の奇書”を原作に3本の作品を、しかもサイレントで、セリフはスクリーンに字幕として表示されて制作される。
主演は、グラビアアイドル松田純や、川田あつ子、村上あつ子、小島香奈子、森未向らで公開は、5月18日を予定している。