「ウルトラマン」「ウルトラセブン」などのウルトラ怪獣の生みの親で、彫刻家、映画美術監督の成田亨氏が26日、多発性脳こうそくのため自宅で亡くなった。72歳。
成田氏は、神戸市に生まれ、武蔵野美術学校を卒業後、1954年東宝映画「ゴジラ」の制作に参加、58年「楢山節考」で木下恵介監督の元で美術助手を経て、66年から「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「怪獣ブースカ」などで美術総監督以後、ウルトラ怪獣のデザインを多数誕生させる。70年の日本万国博覧会・太陽の塔内部の「生命の樹」などもデザインし、彫刻家としても多数のモニュメントなどを製作。