9日、韓国の釜山市で、第6回釜山国際映画祭が釜山展示コンベンションセンターで、開幕式が行なわれ、華麗に幕をを上げた。
17日までの期間中に最新のアジア映画が集結する。またゲストのスケジュールなどもすでに発表されており、主なゲストは、オープニング作品『黒水仙(フクスソン)』のペ・チャンホ監督、主演のイ・ジョンジェ、アン・ソンギ、チョン・ジュンホ、イ・ミヨンらが舞台に立った。また先行して東京国際映画祭や協賛のコリアンシネマ・ウィークなどで上映された『春の日は過ぎ行く』、『白蘭(ファイラン)』などの監督、出演者なども舞台に立つ予定となっている。日本からは、今村昌平監督や岩井俊二監督らの釜山を訪れることになっているほか、フランスからジャンヌ・モローやブノワ・マジメルも韓国入りを予定している。
今年からは、映画祭周辺も慌しく韓国のマスコミが「TVで見る釜山国際映画祭」と題して期間中、毎日約10時間の特番を組んでおり、TVで映画祭の雰囲気を感じることができるなど、日本が1歩出遅れて感じがする。
エンターテイメントである映画祭を日本のマスコミが再認識してはいかが?

□第6回釜山国際映画祭
http://www.piff.org/