『ラスト・エンペラー』(87)で、皇帝溥儀の教育係や『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(85)でチャイニーズ・マフィアのボスを演じて、その後、『ゴールデン・チャイルド』(86)などでも中国系の個性派キャラクターを演じたビクター・ウォンさんが12日自宅で死去。74歳。
ビクター・ウォンさんは、サンフランシスコ生まれでもともとは、エミー賞など受賞したことのあるジャーナリストで、舞台俳優に転じた後、ハリウッドに進出。
日本で公開された最後の作品は、ブラッド・ピット主演の『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(97)。