米、コロンビア・ピクチャーズが架空の映画評論家を使って映画の宣伝をしていた
事件で、架空の映画評論家デビッド・マニングが称賛記事で映画を鑑賞した観客が
チケット代を全額返還するよう求める訴えを起こした。
発端は、今月初めに発売された米週刊誌ニューズウィーク誌の記事で、映画評論家
デビッド・マニング氏の昨年からの記事がすべてコロンビア・ピクチャーズの宣伝
担当者よるものと判明し、コロンビア・ピクチャーズ側は、扱った宣伝広告の回収
作業や謝罪を行なった。しかし、一部の観客が内容を偽った広告で興行収入を得る
行為は、公序良俗に反する詐欺行為であるとロサンゼルス地裁に提訴。
デビッド・マニング氏の記事で扱った映画は、『インビジブル』、『バーティカル
・リミット』、『ア・ナイツ・テール』『ザ・アニマル』の4本。
どのような記事書いたのかは不明だが、少なくとも前2本に関して、本当に記事の
内容に偽りがあったのかは不明。

□Mr.showbiz
http://mrshowbiz.go.com/news/2001/6/sonyfakeads060801.html