NEWS RELEASE
2001年5月7日
20世紀フォックス(極東)映画 宣伝部

本年度アカデミー賞3部門ノミネート
ジェフリー・ラッシュ ケイト・ウィンスレット ホアキン・フェニックス主演
「クイルズ」オフィシャルサイト開設のお知らせ
http://www.foxjapan.com/movies/quills/

性のタブーの分野に奥深く分け入った史上最もスキャンダラスな文学者で、“サ
ディズム”の語源となったマルキ・ド・サド。抑圧された環境で書くことに強烈な
オブセッションを燃やし続けたサドと、彼の羽ペン〈クイルズ〉から紡ぎ出される
言葉に翻弄される人々が織り成す数奇なドラマを描いたセンセーショナルな文芸作
「クイルズ」が、いよいよ5月19日より全国ロードショー公開されます。

20世紀フォックス映画では、公開に先立って、本作のオフィシャルサイトをグラン
ドオープンいたしました。オフィシャルサイトでは、サド侯爵が案内役を務めま
す。侯爵の導きに従って“美徳”へ進むと作品情報を、“悪徳”へ進むと映画の官
能的な世界をより深く味わうためのスペシャル・コンテンツをお楽しみいただけま
す(“悪徳”では、一部18歳未満の方にはご覧いただけないコンテンツもございま
す)。サイトの主な内容は以下の通りです。
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■美徳               ■悪徳
 ・ストーリー            ・サドに関するQ&A
 ・キャスト・スタッフ紹介      ・悦楽の歴史
 ・予告編              ・真実のサド侯爵
 ・フィリップ・カウフマン(監督)、 ・サドの退廃度数測定試験
  ダグ・ライト(脚本)の手紙                 など
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是非本サイトをご覧いただき、ご紹介いただけますよう、ご案内申し上げます。

          〜〜〜 映画「クイルズ」 〜〜〜

物語の舞台はシャラントンの精神病院。刑務所行きを逃れてこの施設に収容された
サドは、人道主義者のクルミエ神父の庇護のもと、比較的安楽な暮らしを送ってい
た。が、病院内で執筆した原稿の流出が発覚。シャラントンには、サドを「矯正す
る」目的で、荒治療で名高いコラール博士が送り込まれる。これ以上民衆の心を惑
わせる小説を書かせないため、博士はサドの手から羽根ペンとインクを取り上げる
が──。

オフ・ブロードウェイで数々の賞を受賞したダグ・ライトの舞台劇を、「存在の耐
えられない軽さ」「ヘンリー&ジューン」等で格調高いエロティシズムを表現して
きたフィリップ・カウフマン監督が映画化。主演のサド侯爵役にはオスカー俳優
ジェフリー・ラッシュを迎え、その存在感と鬼気迫る演技で本年度アカデミー賞主
演男優賞にノミネートされました。また共演には「タイタニック」のケイト・ウィ
ンスレット、「グラディエーター」のホアキン・フェニックス、「サイダーハウ
ス・ルール」で二度目のオスカーを受賞したマイケル・ケインと、実力派の俳優が
勢揃いしました。

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   「クイルズ」は5月19日、日比谷スカラ座2ほか全国ロードショー
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【お問い合わせ先】
20世紀フォックス映画宣伝部