新藤兼人から遺言状、現役最年長監督、珠玉の21作品上映
鉄人・新藤兼人監督の想像する映画は独創性に富み、観客を圧倒するエネルギーに
満ちている。監督作品は46本、89歳を超えた現在も次回作の構想を練り、１本の脚
本をたった１週間で書き上げるというタフネスぶりを発揮している。
ジャパネスク・ホラーの傑作「鬼婆」は、ハリウッドでのリメイク企画が進行中。
日本の映画監督といえば、黒澤明、小津安二郎、溝口健二が有名だが、昨年のモン
トリオール国際映画祭で名誉賞を受賞した・新藤兼人・の生と性を描くヒューマニ
ズムにも世界から注目が集まっている。
また、孫娘・新藤風（弱冠24歳）が監督した「LOVE/JUICE」が第51回ベルリン国
際映画祭フォーラム部門新人作品賞を受賞するなど、世界の新藤の才能と魂は確実
に次の世代に引き継がれている。
渋谷シネマライズにて5月12日より25日まで集中上映される、また毎回トークショー
も下記のように予定されています。
トークショー
ゲスト
5/12（土） 竹中直人、新藤兼人/予定
5/13（日） tba
5/14（月） 原田大二郎
5/15（火） tba
5/16（水） 吉村実子/予定
5/17（木） 佐藤慶
5/18（金） 林光/予定
5/19（土） 林隆三
5/20（日） 吉田日出子
5/21（月） 新藤兼人
5/22（火） 小林桂樹
5/23（水） 津川雅彦
5/24（木） 観世栄夫
5/25（金） 新藤兼人、新藤風