2月7日から18日までの間ドイツのベルリンで開催される第51回ベルリン国際映画
祭が開幕した。
コンペティション部門では、日本から『狗神(いぬがみ)』(原田真人監督)と『
クロエ』(利重剛監督)の2作品が招待。ほか、フォーラム部門では、『風花』(
相米慎二監督)『連弾』(竹中直人監督)『日本鬼子』(松井稔監督)など6作品。
パノラマ部門では辻仁成監督の最新作『ほとけ』
やパノラマスペシャル部門では熊井啓監督最新作『日本の黒い夏−冤罪−』が。
また児童映画として先に2000年度報知映画賞最優秀新人賞とキネマ旬報新人女優賞
を受賞した松田まどか主演、『サディスティック&マゾヒスティック』(中田秀夫
監督)への出演と話題の多い小沼勝監督作『NAGISA-なぎさ-』なども上映される。
日本映画が海外の映画祭に数多く上映される機会が多くなり、それだけ注目されて
いるという証拠ではないかと思われる。
ほかに、イランの国際映画祭(1月31日〜2月10日)でも『黒い雨』(今村昌平監督
)『あ、春』(相米慎二監督)など旧作だけでなく新作なども多く上映されている。
 ベルリン国際映画祭のコンペの結果は、同時期に日本で開催されるゆうばり国際
ファンタスティック映画祭(2月15日〜19日)と同じ頃の18日に発表される。
 国際映画祭の情報は、下記のサイトをチェックするといい毎週日本のどこかで
日本映画は上映されている。

□国際映画祭への扉
http://www.jpnfilm.com/