『ウルトラマン』『ウルトラセブン』など、特撮作品の怪獣造形に携わった、
 マルチアーティスト・高山良策。その彼の作品展示会が開催されます。

 代表的な油彩画、デッサンのほか、映像美術、怪獣制作、そのほかの関係資料
 を網羅。若き日の従軍スケッチなども展示し、多様な展開を見せる「高山芸術」
 の世界を紹介します。

  イベント名  :絵画・立体・怪獣造形
          マルチアーティスト 高山良策の世界展
  開催会場   :東京 練馬区立美術館
          *東京都練馬区貫井1-36-16
          *西武池袋線 中村橋駅下車徒歩3分
          *TEL 03-3577-1821
          *URL http://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/
  開催期間   :2001年2月3日(土)〜3月20日(火・祝)
  休館日    :火曜日(3月20日は開館)
  開館時間   :9:00〜17:00(入館は16:30まで)
  観覧料    :一般 500円(300円)/高・大学生 300円(200円)
          小・中学生 100円(50円)/65歳以上 300円
          *()内は、20名以上の団体料金
  補足     :毎週日曜日 14:00より、学芸員による作品解説あり。
          展示絵画、造形物の目録も製作、販売予定。

 ■高山良策プロフィール

  1917年生まれ。1955年、練馬区石神井にアトリエを構え、1982年に没するまで
  ここを制作の拠点とする。

  独学で絵を学び、主にシュルレアリズムの影響を受けた作品は、現代文明の矛
  盾を鋭く衝き、人間の内面を追求。見るものに強烈な印象を与え、世間の注目
  を集める。

  画家として活躍する一方、映画『大魔神』や、『ウルトラQ』『ウルトラマン』
  『ウルトラセブン』等の怪獣制作に携わり、ガラモン、ペギラ、カネゴン、
  レッドキングなどは、今でも「高山怪獣」として根強い支持を受けている。

  このほか、児童向けアニメーションのための人形やセットの制作。絵本原画や
  雑誌のイラスト、映画や舞台の美術など、多くの分野で活躍。斬新な手法は、
  後進に多くの影響を与えている。

 情報提供:練馬区立美術館