製作・主演トム・クルーズ、監督ジョン・ウーが今月4日に成田に昨年の同じプ
ライベートジェットで来日する。6日には、都内で記者会見が行われ、同日夜開か
れる特別披露試写会の舞台挨拶に立つ。
 作品は、1日マスコミに公開されたが、ジョン・ウー監督の下、製作にも意欲的
に参加したトム・クルーズの魅力は、過去の彼の主演作の中では、200%以上の
出来。ジョン・ウー監督の作品としても迫力は凄い。
 特に、「シャンドライの恋」で見せた神秘的な魅力をアフリカ人女性を演じたサ
ンディ・ニュートンが、トム・クルーズの導きによって、まったく異なるアクショ
ンや演技を見せつけた彼女の役回りは、作品上において位置づけは非常に大きく、
比べてみると面白い。
 2時間を超える作品、長くもなく話題作としては、まず昨年の秋に話題をさらっ
た「マトリックス」以上の出来ではないかと思う。
 オーストラリア撮影なので、どことなく「マトリックス」を彷彿させる空撮やビ
ル内のシーンじっくり調べると共通点がありそうだ。
 まずは、4日の来日、6日の記者会見が楽しみである。