松竹・大船撮影所で最後の作品となる「学校4」の製作発表を行った。
かねてから撮影が進められていた山田洋次監督の最新作であるが、同撮影所の売却
に関して松竹労働組合側が、買い戻しを要求を出している状況で、本当に最後の作
品になるのか、今後の展開も気になる。
 作品のほうは、テーマは「青春は視線の彼方に」と題して普通の中学校の悩める
中学生を主人公に登校拒否生徒が「なぜ学校へ行かなければいけないのか」と悩み
九州の屋久島を目指すロードムービー。
 旅の途中で出会った様々な人々との心の交流が描かれます。
 今までのシリーズでは、夜間中学や養護学校、職業訓練校など、悩める大人の人
を描いてきましたが、山田監督は「学校や家庭の管理から逃れ、大人の価値観の厚
かましい押しつけをはね返し、中学三年の少年は旅に出る。
その主人公に寄りそい、彼の幸せを願いながら、共に旅をするような楽しい作品に
したい。」と言葉を残しています。
 公開は、今秋。全国の松竹系にて公開されます。

 詳しくは、下記のホームページをご覧ください。
 http://www.shochiku.co.jp/gakko4/index.htm