『ショー・ミー・ラブ/FUCKING AMAL』
1998年/スウェーデン映画/89分/アメリカン・ヴェスタ/ドルビーSR

・2000年Bunkamura ル・シネマにて公開

<INTRODUCTION>
30歳のルーカス・ムーティソンが監督した長編処女作『ファッキング・アマル』は
最近のスウェーデンで大成功した映画のひとつです。批評家に絶賛されただけでは
なく、85万人の観客を動員してナンバー1となり『タイタニック』と並ぶ大ヒット
を記録している。その他の地域、ノルウェーやフィンランドなどでもナンバー1
ヒットを記録している。また、1998年のベルリン国際映画祭パノラマ部門にも出品
され、内外の映画関係者から絶賛された作品です。

<STORY>
スウェーデンのとある田舎町、アマル。この小さな町で暮らす15歳の少女エリンは
家では母親と姉に見守られ、学校では男の子たちにチヤホヤされて、一見幸せそう
に暮らして見える。しかしエリンはこの平凡で退屈なこの町の暮らしにウンザリし
ていた。小さなアマルの町にも、エリンの生活にも、この先何も起こらないはず
だった…。でも、それはエリンが退屈しのぎに、からかい半分で行ったクラスの嫌
われ者のアグネスのバースデー・パーティーから始まる…。
やがて現れる2人の恋人の間にはさまれ、エリンはとまどい、揺れ動きなながらも
小さなアマルの町の中で本当の自分を見つけ始める。『ファッキング・アマル』は
現代人の恋することへの憧れや喜びや苦しみ、そして少女から大人になっていくこ
とを切なくコミカルに描き、成長していく勇気を綴る物語である。

<SATFF>
監督:ルーカス・ムーティソン
制作:ラーシュ・イェンソン

<CAST>
エリン:アレクサンドラ・ダールストレム
アグネス:レベッカ・リリエペリ
ジェシカ:エリーカ・カールソン
ヨハン:マティーアス・ルスト