今年も茨木クリエイトセンターにて、「古典落語」と「クラシカルシネマ」のコラボイベント茨木コテン劇場~古典落語とクラシカルシネマ~を開催します。
前半は上方のお笑いクラシカル(!?)「古典落語」をライブで 1席 、 後半は往年の世界名作映画を上映します。 落語と上映作品は自他共に認める映画好き、落語家の桂米紫によるセレクト。

さて今回の『お花半七』は質屋の倅・半七と船宿の娘で幼馴染のお花。『或る夜の出来事』は銀行家の一人娘エリーと失業中の新聞記者ピーター。二組のカップルの行方は如何に。聴いて納得、観て納得の洒落たセレクトは暑気払いにぴったり。ぜひともご高覧あれ!


■桂米紫さんから の コメント■
映画が何に一番近いかと言うと、実は 落語じゃないかと思います。 映画と落語の親和性、更に映画と落語を同時に鑑賞することによって生まれる相乗効果。それはこのイベントでしか、体験できないものだと思います。

桂米紫さん

桂米紫 (かつらべいし )プロフィール
かつては映画監督を志していたが、同じ京都出身の都丸(現・塩鯛)に憧れ噺家の道に入門。ざこば一門ならではの迫力ある熱血性と、映画や演劇の手法を豊かに取り入れた生々しくも愛らしい人物描写で不器用だけれども、一生懸命な登場人物たちを鮮やかに活写する。 持ちネタは「堪忍袋」、「秘伝書」、「宗論」等の笑いの多い滑稽噺からストーリー性を重視した「らくだ」、「景清」、「ねずみ」等の大ネタ、「蛸芝居」などの芝居噺までバラエティ豊か。そのいずれもが“不器用者への応援歌”として、暖かい後味を残す。四代目米紫を襲名し、今後の円熟味も期待させる若手の注目株。NHK新人演芸大賞(落語部門)、なにわ芸術祭奨励賞、文化庁芸術祭新人賞、第十回繁昌亭大賞奨励賞受賞。


■開催概要
公演日:2022年7月 10日 (日 )13:00開演 ※発売中
会場:茨木クリエイトセンター・センターホール
※正式表記は茨木市市民総合センター(大阪府茨木市駅前4丁目6番16号 JR茨木駅徒歩 10分・阪急茨木市駅徒歩 12分)
料金:全席指定 2,000円 65歳以上・障害者及びその介助者 1,800円
高校生以下1,000円 ※未就学児入場不可


■プログラム
【落語】桂米紫『お花半七』
【映画】『或る夜の出来事』(1934年 /105分 /アメリカ)
監督:フランク・キャプラ
出演:クラーク・ゲーブル クローデット・コルベール 他
※桂米紫による「落語家的ミニミニ映画解説あり」
チケット申込・問合せ:(公財)茨木市文化振興財団・文化事業係TEL072-625-3055  10-17時)