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2018年アヌシー国際アニメーション映画祭 オープニング作品  第44回セザール賞(仏アカデミー賞)最優秀アニメ作品賞受賞

『キリクと魔女』『夜のとばりの物語』などで知られるフランスアニメーション界の巨匠ミッシェル・オスロ監督最新作となる映画『ディリリとパリの時間旅行』が8月24日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次ロードショーとなります。
このたび日本語吹き替え版声優に新津ちせと斎藤工が決定いたしました!

本作は新たな芸術や科学技術が花開き、美しい時代<ベル・エポック>と呼ばれた19世紀末から20世紀初頭の美しいパリの物語。ニューカレドニアからやってきた主人公ディリリが、パリで出会った最初の友人オレルとともに、キュリー夫人やパスツール、ピカソ、マティス、モネ、ロートレック、プルースト、サラ・ベルナールら、この時代を彩った多くの天才たちと出会い、不可解な誘拐事件の謎を解いていく。映画では夕暮れのヴァンドーム広場、着飾った人々が集うオペラ座、チェイルリー公園や凱旋門など、ミッシェル・オスロ監督自身が4年間撮りためた写真を元に背景を作成。息をのむほどに美しいパリが堪能できる。さらにガブリエル・ヤレドによる美しい旋律と共に、ベル・エポックのパリにタイムスリップするかのような至福の94分。

ニューカレドニアからやってくる少女・ディリリを演じるのは映画『3月のライオン』(17)で話題となり、2019年は主演映画『駅までの道をおしえて』の公開も控える人気子役の新津ちせ。そしてディリリがパリで出会い一緒に謎を解いていく青年・オレルには、『家族のレシピ』、『ソローキンの見た桜』、『麻雀放浪記2020』、『Dinner ダイナー』、『万力』(19)など2019年も多数の話題作に出演する俳優・斎藤工に決定。アフレコはこれから収録を予定されており、日本語吹き替え版声優に決定した2人からコメントも到着した。

映画『ディリリとパリの時間旅行』は8月24日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次ロードショー。

STORY  ベル・エポックのパリ。ニューカレドニアからやってきたディリリが、パリで出会った最初の友人オレルとともに、町を騒がす少女たちの誘拐事件の謎を解いていく。エッフェル塔、オペラ座、ヴァンドーム広場など、パリの町を駆け巡り、事件解決にキュリー夫人やパスツール、ピカソ、マティス、モネ、ロートレック、プルースト、サラ・ベルナールら、この時代を彩った天才たちが協力する。 ふたりは少女たちを助けられるのか?

監督:ミッシェル・オスロ(『キリクと魔女』『アズールとアスマール』) 音楽:ガブリエル・ヤレド( 『イングリッシュ・ペイシェント』)        
声の出演:プリュネル・シャルル=アンブロン エンゾ・ラツィト ナタリー・デセイ                                     
2018年/フランス・ベルギー・ドイツ/フランス語/94分/ヴィスタサイズ/カラー/5.1ch/日本語字幕:手束紀子/配給:チャイルド・フィルム/後援:フランス大使館/アンスティチュ・フランセ  child-film.com/dilili 
© 2018 NORD-OUEST FILMS – STUDIO O – ARTE FRANCE CINEMA – MARS FILMS – WILD BUNCH – MAC GUFF LIGNE – ARTEMIS PRODUCTIONS – SENATOR FILM PRODUKTION

【日本語吹き替え版キャストコメント】

新津ちせ コメント
どんなときでも前を向いて、自分の気持ちにまっすぐに行動するディリリが大好きです!
ディリリも私も「なわとびが好き」という共通点があって嬉しかったです。
性別や年齢や見た目で差別されることなく、みんなが自分らしく生きていける世界になるように、という願いがこめられている映画だと思います。
ひとつひとつの言葉を大切に、気持ちをこめてアフレコがんばります。
小さなディリリの大活躍をどうぞお楽しみに!

<プロフィール>
2010 年生まれ。東京都出身。劇団ひまわり所属。2014 年、東宝ミュージカル「ミス・サイゴン」タム役としてデビュー。主な出演作品は、東宝シアタークリエ「お気に召すまま」ハイメン役、NHK ドラマ「ツバキ文具店〜鎌倉代書屋物語〜」守景陽菜役、CX ドラマ「傘をもたない蟻たちは」赤津里奈役、CM「アキタ『きよらグルメ仕立て』」、CM「ミライフ」、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」など。2017年に公開された映画『3月のライオン』(大友啓史監督)では、メインキャストの一人・川本モモ役を演じ、話題となる。2019年公開の映画『駅までの道をおしえて』(橋本直樹監督)では初主演を務める。いちごと枝豆とプリンが大好きな、元気いっぱいの小学 3 年生。

斎藤工 コメント
麗しきベル・エポックのパリを描いた、惚れ惚れするほど美しいオスロ監督の新作に詰め込まれた大きな議題は、現代に直結していて、オスロ作品の中でも過去最大の深さや力強さを感じました。そんな偉大な作品の”オレル”という重要な役回りを大切に向き合わせて頂きます。
ベル・エポックがどういう意味合いの時代だったのか、優美な世界観の奥にある真実を是非見つめて頂きたいです。

<プロフィール>
1981年生まれ、東京都出身。パリコレ等モデル活動を経て2001年に俳優デビュー。主な出演作に『明日泣く』(11)、『愛と誠』(12)、『虎影』(15)、『無伴奏』『団地』(16)、『昼顔』(17)、『去年の冬、きみと別れ』『のみとり侍』(18)、日仏シンガポール合作『家族のレシピ』、日露合作『ソローキンの見た桜』、『麻雀放浪記2020』、『Diner ダイナー』、『MANRIKI』(企画、プロデュース、主演)(19)などがある。齊藤工名義でFILMMAKERとしても活躍し、初長編監督作『blank13』(18)では国内外の映画祭で8冠を獲得。エリック・クー監督がショーランナーを務めるHBO ASIAのオムニバスホラードラマ「FOLKLORE」の一編『TATAMI』を監督し、同企画第二弾「FOODLORE」でも引き続き日本の代表監督としての参加が決定、日本のコンプライアンスをテーマにした映像作『COMPLY+-ANCE』を製作するなど意欲的に映像制作に携わっている。白黒写真家として「madame FIGARO japon」で連載中。昨年末、パリのルーブル美術館で展示された白黒写真作品『守破離』が銅賞を受賞。被災地をはじめ劇場体験が難しい地域の子供たちに映画を届ける移動映画館「cinēma bird」を主催するなど活動は多岐にわたる。