12/20公開『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』6月7日(金)より“応援チーム”募集開始!片渕監督のコメント到着!
第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向き、日々の暮らしを紡いでいく女性・すずの深い感情を、新たなエピソードを盛り込むことで描き出す新作劇場アニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(2019年12月20日(金)公開)の応援チーム募集要項が決定しました。
6月7日(金)AM10:00より募集開始となります。
“応援チーム”とは参加者の名前が、映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』エンドロールとパンフレットに掲載されるとともに、応援ツールとして参加者の「名前入り名刺」と「PRカード」が提供されるというもの。
この度、正式に6月7日(金)から募集を開始することを受けて、片渕須直監督は、「映画『この世界の片隅に』の企画の発端は2010年。2015年にクラウドファンディングを行って制作に着手し、翌年完成したこの映画は900日を越えたロングランとなって上映し続けられています。
映画が完成してからもたくさんの方々のお世話になり、助けていただいて来た、ということにほかなりません。
映画を御覧いただいた、ということだけで、私たちはどれほど助けられたことでしょう。新しい『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の第2エンドロールには、そうしたみなさんのお名前を出来るだけ載せさせていただきたい気持ちです。」とコメントを寄せています。(以下全文)
名刺の印刷費や発送費などの実費は参加者に負担いただく形となりますが、観客との絆を大切に繋いできた片渕監督ならではのいまだかつてない試みは、きっと新たな奇跡を生むことになるでしょう。
————————————————————————
ご存知のとおり、映画『この世界の片隅に』にはエンドロールがふたつあります。
ひとつは、通常のキャストとスタッフの名を記したもの。もうひとつは、この映画を生み出すに決め手となった2015年のクラウドファンディングに参加してくださった方々のお名前が収められています。
この映画を原型とした新しい映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を作るに当たって、この二番目のエンドロールに相当する部分をどのようにしたものかと考えてみました。
映画『この世界の片隅に』の企画の発端は2010年。2015年にクラウドファンディングを行って制作に着手し、翌年完成したこの映画は900日を越えたロングランとなって上映し続けられています。映画が完成してからもたくさんの方々のお世話になり、助けていただいて来た、ということにほかなりません。映画を御覧いただいた、ということだけで、私たちはどれほど助けられたことでしょう。
新しい『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の第2エンドロールには、そうしたみなさんのお名前を出来るだけ載せさせていただきたい気持ちです。
監督・脚本 片渕須直
————————————————————————
また、6月3日(月)から森永製菓より、広島地区をはじめとする中国・四国地方限定で、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』とコラボした「森永ミルクキャラメルケース(ペーパークラフト)」の店頭プレゼント企画が開始します。2種あわせて数量限定5,000個が、各地のスーパーマーケットを中心に展開される予定です。(一部対象店舗のみ)
映画冒頭で、幼いすずがおつかいに出かける中島本町(現・平和記念公園)に登場し、周作との出逢いを印象づけた森永ミルクキャラメル。あの頃と変わらない黄色いパッケージには優しい甘さが詰まっています。
今回コラボレーションが実現したペーパークラフトケースは、そんな森永ミルクキャラメルが3つ収められる仕様になっており、店頭で森永ミルクキャラメルを3個購入すると手に入るもの。ケースの絵柄は本作のティザービジュアルを配したものと、幼少期のすずがキャラメルの持った場面写真を配したものの2バージョン。裏面にはメッセージが記入できるスペースがあり、大切な人へのちょっとしたプレゼントにも最適。
なお、6月10日(月)は「ミルクキャラメルの日」。
大正2年、明治からキャラメルとして販売されていた商品が、初めて「ミルクキャラメル」の商品名で販売した記念日です。時代を超えて愛され続ける甘い幸せと本作が語り継ぎたい大切な想いが重なる本コラボレーションを、ぜひ併せてご紹介くださいませ。
クラウドファンディングから始まった小さな作品が、たくさんの方々の支えによって大きな花を咲かせ、まるでたんぽぽの綿毛のように全国に広がっていきました。そして今、そんな映画『この世界の片隅に』を原型とした新しい物語が生まれようとしています。
すず、リン、周作…。それぞれの内に秘められたこぼれ落ちるほどの“想い”を、片渕須直監督はどのように映像化するのでしょうか。
新作『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、2019年12月20日(金)の公開に向け鋭意制作中です。
今後の展開もどうぞご期待下さい。
<『この世界の(さらにいくもの)片隅に』応援チーム募集要項>
★応援チームに参加する皆様にご提供できること
①エンドロールへのお名前掲載
応援チームのメンバーとしてお名前を掲載させていただきます。ご本名でもハンドルネームでも構いません。
※運営事務局では、参加者の皆様のお名前を最大限エンドロールへ掲載出来る様に努めて参ります。
ただし、エンドロールへのお名前掲載数には限度があるため、多くのご参加お申込があった場合、
応募期間中においても参加募集を締め切らせて頂く場合がございます。
※参加人数が多い場合、大変視認しにくい形になる場合もあります。予めご了承ください。
※パンフレットにもエンドロールと同様にお名前を掲載させていただきます。
※ご視聴環境や後日発売予定の DVD 等メディアによっては、エンドロールの視認性が低下する場合がございます。予めご了承ください。
②お名前入り応援チーム名刺と名刺サイズ PR カードをお届け
※名刺記載のお名前はエンドロールと同じ内容になります。
個人のお名前が入った「応援チーム」名刺 50 枚と、作品情報のみの「名刺サイズ PR カード」100 枚をお届け致します。
★応援チームへの参加方法
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公式サイト内 特設ページ応募フォームより
★応援チームへの参加費
5,000 円(税込 5,400 円)
誠に恐れ入りますが、以下実費分をご負担いただきます。
(内訳)①名刺制作・印刷 ②PR カード制作・印刷 ③名刺・PR カード専用発送箱 ④丁合梱包 ⑤発送費 ⑥決済手数料 ⑦エンドロールデータ制作
⑧劇場パンフレット エンドロールページ制作 ⑨募集告知関係費 ⑩応募システム構築費 ⑪データ管理システム構築費 ⑫情報管理・発送管理事務局費
★応援チームの参加 応募期間
2019 年 6 月 7 日(金)AM10 時 00 分 ~ 2019 年 7 月 31 日(水)PM23 時 59 分まで(予定)
※ただし、エンドロールへのお名前掲載数には限度があるため、多くのご参加お申込があった場合、応募期間中においても参加募集を締め切らせて頂く場合がございます。
※そのほか、詳細は映画公式サイトよりご確認ください
【Introduction】
2016年11月12日に公開され、深い感動の輪を拡げていき、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏・アヌシー国際映画祭優秀作品賞など国内外で70以上の賞を受賞するなど大きな反響を呼んだ映画『この世界の片隅に』。多くのファンと上映劇場の熱意に支えられ、公開から1日も途絶えることなく900日以上も、日本全国どこかの劇場で上映が続けられている。本作はそんな『この世界の片隅に』に、原作の魅力的なエピソードの数々を散りばめて描き足した新作だ。昭和19年秋から昭和20年春にかけて、主に遊郭で出会うリンとの交流を中心に、登場人物たちの「さらにいくつもの人生」が描かれる。すずを取り巻く人々の人生がより深く描かれることによって、私たちは知ることになる。明るくぼっーとしたすずの中にあったほんとうの感情を。
そして、誰もが誰かを想い、温かく哀しい秘密を抱えていたことに。
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。たおやかな愛に満ちた新たな感動が、この冬、深く沁みわた
る。
【Story】
ここではひとりぼっち、と思ってた。
広島県・呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。昭和19年、日本が戦争のただ中にあった頃だ。戦況が悪化し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会う。境遇は異なるものの呉で初めて出会った同世代の女性に心を通わせていくすず。自分の”居場所”を見失いかけていたすずに、リンは優しく微笑みかける。「誰でもなにかが足らんくらいで そうそう居場所は無うなりゃせんのよ。」
そんなリンも、かつては”居場所”を探していた一人だった。ひとりぼっちだと思っていた2人は偶然に出会い、
いつしか大切な存在になっていく。
そんなある日、ふとしたことをきっかけに、すずは周作とリンの過去に触れてしまう。
すず、リン、そして周作。それぞれが内に秘めた想いを抱えながら、日々を懸命に生きていた。
そして昭和20年の夏がやってくるーー。
声の出演:のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 牛山茂 新谷真弓/ 澁谷天外(特別出演)
原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)
企画:丸山正雄 監督補・画面構成:浦谷千恵 キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典 美術監督:林孝輔
音楽:コトリンゴ
プロデューサー:真木太郎 監督・脚本:片渕須直 製作統括:GENCO アニメーション制作:MAPPA
配給:東京テアトル 製作:2018「この世界の片隅に」製作委員会
ikutsumono-katasumini.jp (C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
2019年12月20日(金)テアトル新宿・ユーロスペース他全国公開