『アリスのままで』のウォッシュ・ウェストモアランド脚本・監督、『はじまりのうた』のキーラ・ナイトレイが主演を務める『コレット』が5月17日(金)が公開中です。

堂々と愛と自分を貫き、時代を作り続けた作家コレットの熱き半生がついに映画化!

フランス文学界で最も知られ、今なお人々を魅了し続ける女性作家シドニー=ガブリエル・コレット。片田舎に生まれ育った自由奔放な少女コレットが、いかにしてフランス屈指のベストセラー作家と呼ばれるようになったのか。彼女が“本当の自分”を見つけるまでの波乱と情熱に満ちた半生を、実力派キャストとスタッフが映画化。昨今の#MeToo運動をはじめ、女性の自立や自由が叫ばれる現代において先駆け的存在ともいえるコレット。男性優位の時代でも慣習やジェンダーにとらわれることなく、あらゆる分野で才能を開花させたコレットの姿に誰もが心を揺さぶられる。

出演オファーに「やるわ」と即決!コレットを現代に蘇らせたキーラが明かす、作品の魅力とは?

ベル・エポックの華やかなパリファッションを着こなし、女性が憧れるコレット像を見事現代に蘇らせたキーラ・ナイトレイ。その熱演にフランスからも高評価を受けたほど、キーラにとってハマり役となっている。製作の段階からスタッフ全員一致でコレット役にはキーラ・ナイトレイをキャスティングしようと考えていたといい、ある日監督のウォッシュ・ウェストモアランドからFaceTimeでオファーを受けると「やるわ!断るわけない。ぜひやらせて」と二つ返事で承諾したというキーラ。そんな彼女が本作とコレットについて語るインタビュー映像が到着。

映像の中で「私はコレットのファンよ」と語るキーラは、「コレットの最初の夫(ウィリー)のことを今回初めて知ったの。支配したりされたりする2人の関係が興味深いし、そこにクリエイティブな要素が加わっている。女のほうが男よりずっと才能豊かだった場合の複雑な男女関係についても描かれているわ」と話す。さらに映画について「コレットが題材ならいくらでも映画が作れそうよ!この脚本のいい点は、ある一時期に焦点を当てていることね。ウィリーとの関係にもよ。彼女は当時にしてはすごく進歩的な女性だった。というより、ベル・エポックという特別な時代の一部だった。性欲は男性のものだと思われていた中で彼女は性的に解放されていて、ぶっ飛んでたわ」と絶賛。そのほか、コレットの興味深い結婚事情や人生について熱く語っている。

■インタビュー映像
https://youtu.be/0lJWlYtc_84

監督:ウォッシュ・ウェストモアランド(『アリスのままで』)/ 脚本:リチャード・グラッツァー、ウォッシュ・ウェストモアランド、レベッカ・レンキェヴィチ
キャスト:キーラ・ナイトレイ、ドミニク・ウェスト、フィオナ・ショウ、デニース・ゴフ、エレノア・トムリンソン ほか
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES © 2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.
2018 年/イギリス・アメリカ/カラー/ 英語/ 111 分 / シネマスコープ / 5.1ch/PG12/字幕翻訳:山門珠美/字幕監修:工藤庸子
公式 HP:http://colette-movie.jp
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES