見ると1週間後に呪い殺されるという「呪いのビデオ」の恐怖を描いた、中田秀夫監督による映画『リング』(98)。ビデオテープを介して呪いが拡散されていくという衝撃的な設定は日本中を震撼させ、長い黒髪に白いワンピースをまとい井戸やテレビから這い出る“貞子”の姿は「日本で最も有名な怨霊」として全世代に知れ渡る存在となった。

それから20年―、時代の変化と共に恐怖の形状を変えながら、常に日本のホラー映画界を牽引してきた『リング』シリーズの貞子は、ついに怨霊初の快挙となる“世界が尊敬する日本人100”に選出された。そんなシリーズの最新作『貞子』が、若手実力派女優として躍進著しい池田エライザをヒロインに迎え、中田秀夫監督率いる伝説のオリジナルチームの手で新たに映画化!さらに『リング』『リング2』(99)に出演した佐藤仁美が、当時と同じ倉橋雅美役で出演し、現在と過去をつなぐ。映画は5月24日に全国公開となる。

この度、女王蜂が提供新曲、本作の主題歌である「聖戦」とのコラボ予告が解禁された。映像には、ベッドの脇で座り込み怯える様子の茉優(池田エライザ)や、必死の形相で叫ぶ切迫した様子の茉優、何者かの瞳に映る赤ん坊の姿など、これまで解禁されている映像には含まれない新映像が。

中田秀夫監督は「聖戦」について、「映画『貞子』は『リング』から20年来のJホラー的、そして現在の映画としての“エンターテイメントな怖さ”を追求しつつ、“血の繋がったもの同士としての情愛”のヒューマンドラマの側面も強いです。それが女王蜂による主題歌「聖戦」と余韻豊かなマッチングをしていると思っています。」と主題歌「聖戦」を絶賛。女王蜂のライブで生演奏を聴いた際は「とめどなく涙が溢れてきました。」とコメント。茉優という役に極限まで気持ちを作って臨んだ池田エライザの熱演と、映画のドラマ性をより美しく色づける「聖戦」のコラボ予告が完成した。

■コラボ映像
https://youtu.be/_deCWwwGr-M

◎クレジット情報
タイトル:貞子 /公開表記:5月24日(金)全国ロードショー /コピーライト:(C)2019「貞子」製作委員会 /配給:KADOKAWA