不条理劇の傑作に挑む柄本家の親子3人を追ったドキュメンタリー!
一家の地元でもある“演劇の街”下北沢で上映!
『柄本家のゴドー』(2017/64分)

柄本佑・時生兄弟が、演出に父・柄本明を迎えて「ゴドーを待ちながら」に挑んだその稽古場に、名カメラマン・山崎裕が立ち会ったドキュメンタリー『柄本家のゴドー』がトリウッドにて上映決定です!
同時期に上映するドキュメンタリー『下北沢で生きる SHIMOKITA 2003 to 2017 改訂版』では柄本佑がナレーションを務めるなど、一家の地元で縁が深く、“演劇の街”としても知られる下北沢。この地で唯一となった映画館で、ぜひご覧下さい!
また、地方上映も5月25日から京都・出町座、6月8日から上田映劇、6月22日から大阪・大阪・第七藝術劇場、ほか名古屋シネマテーク(上映日未定)と決定してます。

2019年5月11日(土)~ 最終日未定
※火曜定休

<タイムテーブル>
5/11(土)~24(金)
土日14:30 平日18:00
5/25(土)以降未定

<料金>
一般 1,500円 学生・シニア 1,100円

人気俳優として映画、テレビで活躍する一方で、演劇ユニット“ET×2”を組む柄本佑・時生兄弟。2014年、ふたりはサミュエル・ベケットによる不条理劇「ゴドーを待ちながら」の公演に挑んだ。2017年、父親の名優・柄本明を演出に迎えて、再びゴドーに挑戦する。その稽古場にドキュメンタリーカメラの名手・山崎裕が立ち会った。
演出家と俳優の関係を超え、父から子への芸の伝承の厳しさと暖かさに溢れる時間の記録である。

○キャストコメント
何もやらないという時間をみつけたということじゃないかな。待つという時間…待っている人…
柄本明

一生続けていける作品に出合ったなという手応えみたいなものを、ふたりとも感じた…
柄本佑

自分の中で最高峰、やるんならゴドー、やるんならゴドーでしょ、というのがでかかった
柄本時生

○著名人コメント
柄本明さんが息子たちの目の前で自らやってみせる芝居を見ながら、異才の人 の元に生まれることもまた残酷だなあ、 と思った。それでも息子たちは屈託もなく楽しげで、父もまた、愛おしそうに彼らを眺めている。
─ 西川美和(映画監督)

柄本さんの禅問答のような、宇宙のような、森羅万象のような…。 言葉や存在の有り様に戦き、その引力に否応無く惹かれます。
─ 李相日(映画監督)

俳優柄本明が、ふたりの息子の演じる芝居の稽古をつけながら、クック、クックと肩をゆらして笑っている。実に楽しそうに。そして、急に顔に両手の握りこぶしをあてて、真顔で睨む。やっぱり柄本明は、なかなか変で素敵に面白い。こんなオヤジの息子は大変だ。二人掛かりで立ち向かおうと、必死だね。
─ 串田和美(俳優・演出家)

『ゴドーを待ちながら』は、その時代の潜在的不安や希求が表れてくる作品だが、『柄本家のゴドー』は、まさに平成のぼんやりとした不安が醸し出されている。
─ 石橋蓮司(俳優)

http://emotoke-no-godot.com/
https://youtu.be/x2cUiWqWGmY

撮影 演出 山崎裕
柄本家のゴドー
 

出演 柄本明 柄本佑 柄本時生
   劇団東京乾電池のみなさん
撮影・演出 山崎裕 構成・編集 五十嵐久美子 撮影助手 小寺安貴
カラコレ 織山臨太郎 選曲 増子彰 プロデューサー 橋本佳子/山崎裕

制作: 104 co ltd 配給: ドキュメンタリージャパン
2017年/64分/Blu-ray/カラー