映画『鉄コン筋クリート』で第31回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、ハイクオリティかつエッジのきいた映像作品を作り出してきたアニメーション制作会社STUDIO4℃。海に呑み込まれそうになる程の圧巻の映像美と迫力のある予告編が話題を呼んでいるアニメーション映画『海獣の子供』(配給:東宝映像事業部)の全国公開を6月7日(金)に控え、ますます注目を浴びているSTUDIO4℃が手がける初のドキュメント・オデッセイ『トゥレップ〜「海獣の子供」を探して〜』(配給:Beyond C.)が6月15日(土)より吉祥寺アップリンクほかにて全国順次公開されることが決定しました!

 本作は、7本のビデオテープ残して行方不明になった男の行方を追うという、物語を交えたドキュメント・オデッセイ。謎の失踪を遂げた男を演じるのは、映画『海獣の子供』でアングラード役を務める森崎ウィン。男が残したテープに、現実の科学者や専門家のインタビューを組み合わせ、最新の科学的知見に基づき、現実とイマジネーションの境界を超越した、これまでにないリアリティーを創り出した本作は、五十嵐大介氏の漫画「海獣の子供」でも希求された、生命の秘密や可能性、人類と海や宇宙とのつながり、文明の新たな未来像が浮かび上がり、映画『海獣の子供』との相乗効果で、より深く作品世界を楽しむことができる内容となっております。
 

■作品概要

ドキュメント・オデッセイ『トゥレップ〜「海獣の子供」を探して〜』

トゥレップとは…
ミクロネシアのマーシャル語で航海や目的のある旅の意味。またアイヌ語では、アイヌの主食・オオウバユリを指し、「神様の贈り物」として、大切にしてきた「命をつなぐもの」

【Story】
7本のビデオテープを残して、“男”はなぜ失踪したのか?

一人の男が姿を消した。
残されたのは6本のビデオテープ。

テープにはそれぞれにタイトルがつけられている。
「海獣」「海」「生命」「神話」「対話」「宇宙」
収録されているのはそれぞれのタイトルに沿った専門家のインタビュー映像と、
行方不明になった男のボイスメモ、そして21世紀の日本の街の風景。

そこから浮かび上がってくるのは人類が海中で生きる可能性。
映像の解析によって、男はミクロネシアに向かったことがわかり、取材班は現地に向かう。

そこでタイトルのない7番目のテープが発見される。
そのテープの中には、男の最後の姿が映されていた。

【出演】
失踪した人物:森崎ウィン(映画『海獣の子供』アングラード役)
インタビュー:五十嵐大介(漫画家、「海獣の子供」原作者)、二木あい(水中表現家)、中沢新一(人類学者)、長沼毅(生物学者)、佐治晴夫(宇宙物理学者)、名越康文(精神科医)など (順不同)


森崎ウィンプロフィール
1990年生まれ、ミャンマー出身。
小学校4年生の時に日本へ渡り、2008年よりダンスボーカルユニット・PrizmaX(現、PRIZMAX)のメインボーカルとして活躍中。
俳優としても様々な映画に出演し、2014年には『シェリー』で映画初主演を務める。
また、スティーブン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』のオーディションでメインキャストであるダイトウ/トシロウ役に抜擢され、ハリウッドデビューを果たした。
本年には、恩田陸の『蜜蜂と遠雷』の実写映画にメインキャストであるマサル・C・レヴィ・アナトール役での出演が決定している。

<映画『トゥレップ〜「海獣の子供」を探して〜』作品概要>

【タイトル】『トゥレップ〜「海獣の子供」を探して〜』
【公開表記】6月15日(土)吉祥寺アップリンクほかにて全国順次公開
【出演】森崎ウィン ほか
【スタッフ】構成・監督:山岡信貴
【上映尺】約90分予定
【制作】STUDIO4℃
【配給】Beyond C.
【映画公式サイト】turep.kaijunokodomo.com 
【コピーライト】©Beyond C.

<映画『海獣の子供』作品概要>

【タイトル】『海獣の子供』
【公開表記】6月7日(金)全国ロードショー
【原作】五十嵐大介「海獣の子供」(小学館 IKKICOMIX刊)
【キャスト】芦田愛菜 石橋陽彩 浦上晟周 森崎ウィン
      稲垣吾郎 蒼井 優 渡辺 徹 / 田中泯 富司純子
【スタッフ】監督/渡辺 歩 音楽/久石 譲 キャラクターデザイン・総作画監督・演出/小西賢一 
      美術監督/木村真二  CGI監督/秋本賢一郎 色彩設計/伊東美由樹 音響監督/笠松広司 
      プロデューサー/田中栄子
【アニメーション制作】STUDIO4℃ 
【製作】「海獣の子供」製作委員会 
【配給】東宝映像事業部
【映画公式サイト】www.kaijunokodomo.com
【映画公式twitter】@kaiju_no_kodomo
©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会