『パシフィック・リム』『キング・アーサー』の人気スター、チャーリー・ハナムと大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』で世界を魅了し、本年度アカデミー賞主演男優賞受賞を果たしたラミ・マレックの最旬スターがタッグを組み、45年ぶりに映画化される脱獄映画の金字塔『パピヨン』が、6月21日(金)TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開されます。
本日は、主人公パピヨンを演じたチャーリー・ハナムの39歳の誕生日。これを記念し、新スチールを公開致します。

1980年生まれ。英国イングランドのニューカッスル地方出身の彼は、シーズン7まで続いたクライムドラマ「サン・オブ・アナーキー」のジャックス・テラー役で人気を博し、ギレルモ・デル・トロ監督『パシフィック・リム』やガイ・リッチー監督『キング・アーサー』などで魅力的なヒーローを演じてきた。
実に13年間で9回もの脱獄に挑んだ“パピヨン”こと原作者のアンリ・シャリエールは、逮捕当時25歳。ハナムはパリを根城にする金庫破りのギャング青年が、過酷な流刑地に送られ、不屈の精神を持った男に成長していく様を見事に演じ切った。

彼は伝説の脱獄映画の主人公を演じるにあたり、「スティーヴ・マックイーンとダスティン・ホフマンの『パピヨン』は、僕の青春時代にとって重要な映画だった。何度も観ていたし、少なくとも2度は原作を読んでいる。いろいろな意味で、自分にとってこの映画は非常に危険な領域だ。スティーヴ・マックイーンは素晴らしい仕事をした。彼と競うということは全くないよ。彼はいつだって、最もクールで、偉大だ。だから僕たち自身のものを作り、自分たちを解放するために、監督のマイケル・ノアーと僕はオリジナル版など存在しないようなふりをした。撮影が半分以上進むまで、オリジナル版を改めて観ることはしなかったんだ」と語る。

アルマーニのモデルを務めるほど、素晴らしい肉体美を誇るハナムだが、パピヨンが経験した悲惨な試練を正確に描くために、彼自身の体を限界まで追い込んだ。「僕は完全に役に没入したんだ」とハナムは振り返る。「休憩も取らず、一日約16時間、週に6~7日をこの映画に費やしていた。全面没入すること。それが僕のやり方なんだ。10週間かけて40ポンド(約18キロ)以上体重を落とすと、奇妙なことが起こる。心と体が集中し始めるんだ」
激しい空腹を乗り越えることは困難だが、幸運にも彼には、その苦しみを分かち合うパートナー、ルイ・ドガ役のラミ・マレックがいた。「ラミは僕といっしょにダイエットに取り組んでくれた。それで一層、絆が深まったんだ。二人とも常に空腹だったけどね」
さらにパピヨンが独房に監禁されるシーンではリアルさを追及するために、ハナムは独房のセットに閉じ込められた。
彼は許可なく小部屋から出ることが出来ず、5日間連続で飲まず食わずで、誰かと話すことも許されず、完全な静寂の中で隔離されながら極限の孤独を味わった。「水が飲めないのは大変だった。5日間で、僕が摂取することを許されたのは小さな水のボトル2本だった。少しおかしくなって、明らかに感情的になった。みんなが仕事を終えて帰ると、一度か二度、気づくと泣いていたこともあったんだ」
チャーリー・ハナムが役者人生を賭けて、文字通り体当たりで挑んだ映画『パピヨン』。絶望の淵に追いやられても、決して自由と希望を諦めない男たちの姿に日本は再び、胸を熱くする!

<STORY>1931年、パリ。「狂乱の時代」の終焉。胸に蝶の刺青を入れていることから “パピヨン”と呼ばれた男は、無実の罪で終身刑を言い渡され、フランス領・南米ギアナの悪魔島に送られる。周囲を海に囲まれたこの島は脱出不可能な場所として知られ、囚人達は人権をはく奪され過酷な強制労働を科せられていた。絶望と死が支配する場所で自由と希望を求めて足掻くパピヨンは、志を同じくする紙幣偽造の天才ドガと出会い、やがて二人は熱い友情で結ばれてゆく…。

監督:マイケル・ノアー / 脚本:アーロン・グジコウスキ『プリズナーズ』
出演:チャーリー・ハナム『パシフィック・リム』『キング・アーサー』 / ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』トミー・フラナガン『エイリアンVSプレデター』 / イヴ・ヒューソン『ブリッジ・オブ・スパイ』
2017年 / アメリカ / 英語・スペイン / 133分 / シネスコ / DCP / カラー / 5.1ch / 原題:Papillon / G / 日本語字幕:松浦美奈 
提供:トランスフォーマー+シネマライズ / 配給:トランスフォーマー/ 原作『パピヨン』4月河出文庫より発売予定
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6月21日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー