今、世界から最も注目を集めるアニメーション監督・新海誠。叙情的な男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉で紡ぎ出す“新海ワールド”は、国内外で高い評価と支持を受けています。前作『君の名は。』(16)から3年ぶりとなる待望の最新作は『天気の子』(7/19公開)。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語が描かれます。

企画・プロデュースは再タッグとなる川村元気。キャラクターデザインは、『君の名は。』に引き続き、今や日本を代表するアニメーターとなった田中将賀。作画監督は、『猫の恩返し』(02)をはじめスタジオジブリの作品に多く携わり、『機動戦士ガンダム
THE
ORIGIN』(16~18)などを手掛けてきた田村篤。美術監督には『言の葉の庭』(13)で繊細かつドラマチックな背景を生み出した滝口比呂志と、日本最高峰のスタッフが新海誠監督の下に集結しました。

昨年行われた製作発表会見で解禁されたポスタービジュアルは、美しい色彩で描かれた空と雲、そして印象的な空に浮かぶヒロインの後姿が話題となりましたが、この度、待望のシーンカットが初解禁となりました!

空を見上げる主人公・帆(ほ)高(だか)とヒロイン・陽(ひ)菜(な)の後姿の先、薄暗い雨雲の切れ間にわずかにのぞいた青空から、眩い日差しが差し込むシーンカットは、これぞ“新海ワールド”というような緻密で美しい空、雲、光の描写に目を奪われる1枚。また、激しい雨の中で空を見上げる帆高と、青空に浮かぶような陽菜の、物語を感じさせるシーンカット2枚も解禁となりました。

帆高と陽菜が、作品の中でどのように息づくのか、さらなる期待を煽ります。帆高と陽菜の声を務めるのは、醍醐(だいご)虎汰朗(こたろう)と森(もり)
七(な)菜(な)。大抜擢された新進気鋭の2人は、約2000人が参加したオーディションでその役を射止めました。

■役どころ紹介
<森嶋帆高>
離島から家出して、東京にやってきた高校生。小さな編集プロダクションに住み込みで働くことになる。
<天野陽菜>
帆高が出会った女の子。アルバイトをしながら、小学生の弟と二人だけで暮らしている。“祈る”ことで空を晴れにできる不思議な力を持つ。

■STORY
「あの光の中に、行ってみたかった」
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。
「ねぇ、今から晴れるよ」
少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――

■作品概要
作品名:『天気の子』
原作・脚本・監督:新海誠
声の出演:醍醐虎汰朗 森七菜
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:田村篤
美術監督:滝口比呂志
製作:「天気の子」製作委員会
制作プロデュース:STORY inc.
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝
公開日: 7月19日(金) 全国東宝系公開
©2019「天気の子」製作委員会

7月19日(金)全国公開