『ナビィの恋』『ホテル・ハイビスカス』の中江裕司監督による最新ドキュメンタリー映画『盆唄』が全国大ヒット公開中!

写真家であり本作のアソシエイトプロデューサー・岩根愛さん
「写真界の芥川賞」木村伊兵衛写真賞受賞!

日本の写真の発展に尽くした木村伊兵衛氏の業績を記念して、朝日新聞社が1975年に創設した木村伊兵衛写真賞。

毎年1月から12月まで写真の創作・発表活動において優れた成果をあげた新人に贈られ、著名な写真家を数多く輩出している事から、「写真界の芥川賞」と呼ばれることも。

この度、本作のアソシエイトプロデューサーを務めた写真家の岩根愛さんが見事、第44回木村伊兵衛写真賞を受賞!発表した自身初の写真集『KIPUKA』、展示「FUKUSHIMA ONDO」が高く評価された。

受賞を受け、岩根さんより喜びのコメントが到着!

【岩根愛さんコメント】

ハワイ、福島、各地で盆通りを踊りながら撮影を続け、12年をかけてまとめた写真集『KIPUKA』が木村伊兵衛写真賞を受賞したことをとても嬉しく思います。

映画『盆唄』製作のきっかけともなった『KIPUKA』を、ぜひこの機会にたくさんの方に見ていただきたいです。そして『盆唄』を見て、ぜひ踊ってください!

<プロフィール>

東京都出身。1991年単身渡米、ペトロリアハイスクールに留学。オフグリッド、自給自足の暮らしの中で学ぶ。
帰国後、アシスタントを経て1996年に独立。雑誌媒体、音楽関連等の仕事をしながら、2006年以降、ハワイにおける日系文化に注視し、2013年より福島県三春町にも拠点を構え、移民を通じたハワイと福島の関連をテーマに制作を続ける。2018年、初の作品集『KIPUKA』(青幻舎)を上梓。

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★受賞を記念し、アップリンク渋谷にてアンコール上映決定!!

この度の受賞を記念し、3/30(土)よりアップリンク渋谷にて本作のアンコール上映が決定!

上映期間中には、下記の日程で上映後にゲストをお招きしたトークショーが行われる予定!

日本よりも賑やかなボンダンスに惹かれ、2006年よりハワイ各島のボンダンスに通っている岩根さん。ハワイへ通い続ける中で、現地で100年以上前から受け継がれている「フクシマオンド」との出会いに導かれ、原曲の地を求め福島にも渡っていった。日系移民のルーツを探るなかで、岩根さんは映像化を熱望。

『白百合クラブ 東京へ行く』(03)にてスチールを務めて以来、交流を深めてきた中江裕司監督へ撮影を依頼し、見事本作が完成した。岩根さんがきっかけとなった本作が都内でアンコール上映されることに、SNSでは喜びの声が多くあがった。トークショーではこの度の受賞についてや、映画化されるまでの撮影秘話などここでしか聞くことのできない貴重な機会になること間違いなし!

下記日程となります。

【アップリンク渋谷『盆唄』トークショー日程】

3/31(日)  岩根愛さん

4/2(火)  卯城竜太さん(Chim↑Pom)、岩根愛さん

4/7(日)  中江裕司監督、岩根愛さん

※詳細は決まり次第公式サイトにてお知らせ。

※登壇者は予告なく変更する場合がございますので、予めご了承ください。

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ふるさとを離れても、忘れることのない唄。

希望のかなたへ盆唄は響き続ける―

2015年。東日本大震災から4年経過した後も、福島県双葉町の人々は散り散りに避難先での生活を送り、先祖代々守り続けていた伝統「盆唄」存続の危機にひそかに胸を痛めていた。

そんな中、100年以上前に福島からハワイに移住した人々が伝えた盆踊りがフクシマオンドとなって、今も日系人に愛され熱狂的に踊られていることを知る。双葉の人々は盆唄を披露すべく、ハワイ・マウイ島へと向かう。自分たちの伝統を絶やすことなく後世に伝えられるのではという、新たな希望と共に奮闘が始まった。やがて故郷と共にあった盆唄が、故郷を離れて生きる人々のルーツを明らかにしていく。盆踊りとは、移民とは。そして唄とは何かを探し求める200年におよぶ物語―。

©2018テレコムスタッフ

全国大ヒット公開中!