ドキュメンタリーの巨匠、フレデリック・ワイズマン監督の『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』が、5月18日(土)より全国順次公開いたします。この度、予告編&ポスタービジュアルが解禁されました。

世界中の図書館員の憧れの的、ニューヨーク有数の観光スポット、世界最大級の知の殿堂。

「ニューヨーク公共図書館」の舞台裏を記録した傑作ドキュメンタリー。

タイムズスクエアとグランドセントラルの中間にある本館を含む92の図書館に6000万点のコレクションを誇る世界屈指の知の殿堂であり、地域の住民はもちろん、研究者たちへの徹底的なサービスで、世界中の図書館員の憧れの図書館の舞台裏を記録した傑作ドキュメンタリー『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』が5月18日(土)より、東京・岩波ホールを皮切りに全国で公開される。

昨年アニメ化され話題となった漫画『BANANAFISH』や映画『ゴーストバスターズ』などに登場した図書館としても有名。

このたび解禁された予告編&ポスタービジュアルでは、世界中の図書館員の憧れの的であり、ニューヨーク有数の観光スポットである「ニューヨーク公共図書館」の有名なローズ・メイン・リーディング・ルームの圧倒的な美しさが印象的。さらに建物の荘厳さだけでなく、観光客では決して立ち入れないSTAFF ONLYの舞台裏の様子も写真や映像で垣間見ることができる。

コステロやパティ・スミス、ドーキンス博士も登場する予告編。

予告編では、図書館の資料や活動に誇りと愛情をもって働く司書やボランティアたちの姿や、エルヴィス・コステロやパティ・スミス、リチャード・ドーキンス博士など著名人のトークライブとともに、いかに予算を確保するのか、いかにしてデジタル革命に適応していくのか、スタッフが激論を交わす会議シーンが登場。世界中が憧れる図書館が、ここまでの舞台裏を見せることに驚かされる。

監督は“生ける伝説” 巨匠フレデリック・ワイズマン。本作でヴェネツィア国際映画祭国際批評家連盟賞。

図書館の表も裏も見事に映像化したのは、2016年にアカデミー名誉賞を受賞したドキュメンタリーの巨匠、フレデリック・ワイズマン監督。1967年の第1作以来、今年1月1日に89歳となった現在にいたるまで1年~1年半に1本のペースで新作を発表。昨年のヴェネツィア国際映画祭で第42作目にあたる最新作を発表したばかりの“生ける伝説”だ。本作では、第74回ヴェネツィア国際映画祭国際批評家連盟賞をはじめ、各国の映画祭で多数の映画賞の受賞&ノミネートを果たしている。ワイズマン監督の神業のような編集によって、舞台裏からこの図書館が世界中で有名である理由を見ることができる本作。期待をさらに高めるポスタービジュアルと予告編をいち早くご覧ください。

*副題の「エクス・リブリス」は、「~の蔵書より」という意味のラテン語で「蔵書票」「図書票」の意味

監督・録音・編集・製作:フレデリック・ワイズマン  原題:Ex Libris – The New York Public Library

|2017|アメリカ|205分|DCP|カラー  配給:ミモザフィルムズ/ムヴィオラ 公式FB:@wisemanjp 公式サイト: http://moviola.jp/nypl/

5月18日(土)より岩波ホールほか全国順次ロードショー!