この度、『ガルヴェストン』の公開が5月17日に決定し、あわせてポスタービジュアル・予告映像が到着しました。
組織に反旗を翻した殺し屋と頼る者もなく傷ついた美しい女。『レオン』『ドライヴ』といった数々の名作を彷彿とさせる本作の原作は、傑作ドラマシリーズ「TRUE
DETECTIVE」『マグニフィセント・セブン』などの脚本家としても知られるニック・ピゾラットのデビュー作にして、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補にもなった傑作犯罪小説「逃亡のガルヴェストン」(早川書房刊)。
本作のメガフォンをとったのはフランスを代表する国際派女優で、近年は『Respire』でカンヌ国際映画祭の批評家週間に正式出品されるなど監督としても高い評価を受ける才人メラニー・ロラン(『イングロリアス・バスターズ』『複製された男』ほか出演)。繊細なストーリーテリングと映像美だけでなく、時に目を背けたくなるほどに荒々しいヴァイオレンスまでも見事に描ききり、本作もサウス・バイ・サウスウエスト映画祭、トロント国際映画祭(惜しくもキャスト不参加により上映中止)などに選出され、高い評価を獲得しました。

主演は日本でも圧倒的な知名度と人気を誇る女優エル・ファニングと、『インフェルノ』『疑惑のチャンピオン』などで知られる実力派曲者俳優ベン・フォスター。子役時代からデヴィッド・フィンチャーら多くの名監督に愛されてきたファ
ニングは今回、悲惨な境遇から抜け出すために身体を売って生きるしかなかった若い娼婦を熱演しております。

また、今回到着した予告編では、これまでにない大人メイクに扇情的な衣装を着こなしアダルトな雰囲気を漂わせ、新境
地を開拓している彼女の姿が垣間見えます。一方病に冒された殺し屋を演じたベン・フォスターは、その男臭い魅力をい
かんなく発揮。激しいアクションシーンはもちろん、死の恐怖に囚われながらもファニング演じる若い娼婦と出会い心を
通わし、やがて彼女を救うことに死ぬ意味を見出していく様は予告篇を見るだけでも胸が熱くなること間違いなし!さら
に、物語を象徴するように、未来を見据えるファニングの眼差しと、死を覚悟したフォスターの決然とした表情が非常に
印象的なポスタービジュアルもぜひご覧ください。

【あらすじ】
故郷を捨て裏社会で生きてきたロイ(ベン・フォスター)がその日、ボスの勧めで行った病院で見せられたのは、まるで雪が舞うように白くモヤがかかった自分の肺のレントゲン写真だった。命の終わりが近いことを悟った彼は「どうせクソみたいな人生だ。死ぬならそれも仕方ない」そう自分に言い聞かせる。だが死への恐怖は彼を追い込み、苛立たせてゆく。その夜いつものようにボスに命じられるまま向かった“仕事先”で、ロイは突然何者かに襲われる。組織に切り捨てられたことを知った彼は、とっさに相手を撃ち殺し、その場に囚われていた若い女(エル・ファニング)を連れて逃亡する。彼女の名前はロッキー。家を飛び出し、行くあてもなく身体を売って生活していたという。組織は確実に2人を追ってくるだろう。全てを失い孤独な平穏を願いながらも女を見捨てることのできないロイと、他に頼る者もなく孤独な未来を恐れるロッキー。
傷だらけの2人の、果てなき逃避行が幕を開ける。

【キャスト】
エル・ファニング『マレフィセント』『ネオン・デーモン』『メアリーの総て』、ベン・フォスター『疑惑のチャンピオン』『最後の追跡』
リリ・ラインハート「リバーデイル」、アデペロ・オデュイエ『それでも夜は明ける』ボー・ブリッジス『ファミリー・ツリー』

【スタッフ】
監督:メラニー・ロラン『TOMORROW パーマネントライフを探して』/原作:ニック・ピゾラット「逃亡のガルヴェストン」(早川書房刊)
製作:タイラー・デヴィッドソン『キングス・オブ・サマー』/撮影:アルノー・ポーティエ/編集:ジョセフ・クリングズ
音楽:マルク・シュアラン、ユージニー・ジェイコブソン/プロダクションデザイン:リサ・マイヤーズ/衣装デザイン:リネット・マイヤー
2018年/アメリカ/英語/シネマスコープ/DCP5.1ch/94分/原題:GALVESTON/字幕翻訳:北村広子/レイティング:PG12
配給:クロックワークス
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公式サイト:
klockworx-v.com/galveston/

予告: