大注目の巨大海外ドラマがついに日本上陸!
“伝説のヒーロー”《スーパーマン》の前日譚!

アメコミヒーローを生み出した二大巨頭
DCとMARVELの違いとは!?

あの“スーパーマン”シリーズの正式な最新作「クリプトン<シーズン1>」が、4月19日(金)にブルーレイ&DVD発売・レンタル、そしてデジタル配信が開始となる!いまやスタイリッシュな映像化技術の隆盛により、アメコミヒーロー作品はすっかりムーブメントとなっている。スーパーマンもその筆頭だが、アメコミを語る中でよく“DC”と“MARVEL”という言葉を耳にする。この二つはもともとの出版社、というのはなんとなく知っている方も多いと思うが、それぞれどんな特徴があるのだろうか。今回はアメコミ出版社二大巨頭の違いを紹介する。その中であなたの好みに合ったヒーローを見つけてほしい。

★『アベンジャーズ』にスーパーマンが出ていないのは●●の違いのせい!?
アメコミと言えば真っ先に『アベンジャーズ』を思い浮かべる方は多いのではないだろうか。このドリームチームの映像化により、それまでアメコミを知らなかった日本の子供や女性にまでも、アメコミヒーローの知名度は大きく向上することとなった。しかしよく見てみると、ヒーローの代表格である“スーパーマン”や“バットマン”はアベンジャーズには出ていない。一番有名と言っても過言ではない彼らが参加していないのは、彼らが他の人命救助で忙しいからというわけではない。
まず、ヒーローもののアメリカンコミックを出版している企業はたくさんあり、それぞれの企業がそれぞれのキャラクターを生み出しているのだ。日本でいう“週刊少年ジャンプ”と“週刊少年マガジン”の違いと似ている。アベンジャーズで有名な
“MARVEL”はキャプテン・アメリカやスパイダーマン、X-MENを生み出した人気出版社である。それと双璧を成すのが、アメコミ界で一番の老舗である”DC“だ。DCはMARVELよりも早く、スーパーマンやバットマンを生み出し、アメコミヒーローというマーケットを世に広めた立役者。いま私たちがアメコミヒーローを楽しめるのは”DC“のおかげに他ならない。そして『アベンジャーズ』にスーパーマンが出ていないのは「出版社が違うから」という大人の事情があったのだ。もちろん過去には、企業の垣根を越えて共演したことはあるが、アメコミと一言でくくっても、そこにはいわゆる”チーム“があると考えればわかりやすいだろう。”MARVELチーム“と”DCチーム“は基本的には共演は難しいのだ。

★“DC”と”MARVEL“それぞれのヒーロー像の特徴とは?
各出版社がそれぞれの考えでヒーローを生み出してきたために、“DC”と”MARVEL“のヒーロー像では、興味深い違いが存在する。
まず“DC”とは「ディテクティブ・コミック」に由来する名前であり、ディテクティブとは刑事・探偵の意味。従って、もともと犯罪者と戦うというヒーローが多かった。つまりヒーローとは正義と秩序を守る者という考えが根底にある。現在、DCコミックで活躍しているクリエーターのジム・リーは『スーパーマンは消防士、バットマンは警官のようなものだ』とコメントしているのもうなずける。従って“DC”はまずヒーローであるということが前提であり、「憧れの存在」という考え方が強い。
それに対し”MARVEL“は、普通の人間がひょんなことからスーパーパワーを得て、葛藤の末その力を善のために使おうとするパターンが多い。”MARVEL“はまず人間であることが前提としてあり「共感できる存在」なのである。つまり”DC“は「ヒーローの中に人間性」を求め、”MARVEL“「人間の中にヒーロー性」を求めている。

このような違いや特徴を知ったうえでアメコミ作品を観ると、観客に伝えたいことの微妙な違いや、垣間見える“大人の事情”の中で戦うヒーローたちの姿が観られて、ドラマや映画の観方に深みが出るだろう。今回リリースすることとなった「クリプトン<シーズン1>」はDC作品であるために「憧れ型」の主人公かと思えば、どちらかというと等身大の青年の葛藤を描いており、その変化球が、どんなストーリー展開を見せてくれるのか楽しみだ。

【ストーリー】
「クリプトン<シーズン1>」はスーパーマンの故郷、惑星クリプトンが滅亡する2世代前、伝説のマン・オブ・スティールの祖父セグ=エル(キャメロン・カフ)の物語。
当時、エル家は社会から追放され、辱めを受けていた。そんな中、セグ=エルは時空を超えて未来から来たという地球人アダム・ストレンジ(ショーン・サイポス)に出会う。アダムは、クリプトンが銀河支配を目論むブレイニアック(ブレイク・リットソン)の危機にさらされていると、セグに警告する。家族の名誉を挽回し、愛する人々を守るために戦うことを決意するセグ。彼はまた、未来の最強スーパーヒーローの誕生を守るという使命も委ねられていた。

【公式サイト】
warnerbros.co.jp/tv/krypton/

【キャスト】セグ=エル/キャメロン・カフ、ライタ=ゾッド/ジョージナ・キャンベル、アダム・ストレンジ/ショーン・サイポス、ニサ=ヴェックス/ウォーリス・デイ、ダロン=ヴェックス/エリオット・コーエン、ジェイナ=ゾッド/アン・オグボモ、ヴァル=エル/イアン・マッケルヒニー、ブレイニアック/ブレイク・リットソン、デヴ=エム/アーロン・ピエール

【スタッフ】製作総指揮/デイビッド・S・ゴイヤー、キャメロン・ウェルシュ
KRYPTON AND ALL RELATED CHARACTERS AND ELEMENTS ARE TRADEMARKS OF AND © DC
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