この度、*『サッドヒルを掘り返せ』を監督したギレルモ・デ・オリベイラからの日本のファンへ向けたビデオコメントが到着した。*
無類の映画好きで知られるギレルモ監督は、ハリソン・フォード主演『逃亡者』(93)などの日本版ポスターがずらりと並ぶ自身のオフィスで、「マカロニポスター大全」(洋泉社刊)を手にカメラの前に登場。まず初めに、2017年の東京国際映画祭でプレミア上映されたことに触れ
*「想像以上に素晴らしい反響を呼びました!」*と、その時の興奮を語っている。
本作は、マカロニ・ウエスタンの名作『続・夕陽のガンマン』(66)における伝説的シーンのロケ地「サッドヒル」を有志のファンが撮影現場を再現するという一大プロジェクトの記録と、エンニオ・モリコーネやクリント・イーストウッドなどをはじめとする製作関係者らが撮影当時を振り返りエピソードを語るという、映画ファン必見のドキュメンタリー。
だが、意外にも『続・夕陽のガンマン』を観ていなくても予備知識なしで楽しめるとギレルモ監督は語る。
*「映画や音楽やアートが好きなら共感できる」と語る監督自身も、好きな映画のロケ地を巡ってきた“映画オタク”のひとり。*
今までに『テルマ&ルイーズ』(91)、『ヒート』(95)、『ロッキー』(76)など、『続・夕陽のガンマン』以外にも様々な映画のロケ地を巡ってきた。
*日本でも映画やアニメのロケ地巡りは“聖地巡礼”とも呼ばれ、にわかに盛り上がりを見せている昨今、この映画はそんな風に「何かを本気で愛する人たちへ贈る映画です」と日本のファンへアピールしてコメントを締めくくった。*
映画や音楽、アートを愛する人々は涙せざるを得ない本作への期待がいよいよ高まるところだ。

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映画ファンたちによる夢のプロジェクトと、『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』製作スタッフやキャストたちが撮影当時のエピソードを語るドキュメンタリー。
2015年10月、『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(セルジオ・レオーネ監督、1966年製作)のファンたちが、ブルゴス(スペイン)で撮影された映画のラストシーンのロケ地を訪れた。この有志たちは、草や土に埋もれたまま49年もの間眠っていたサッドヒル墓地を掘り返し、再び命を吹き込もうとする。この一大プロジェクトのニュースは瞬く間に世界に広まり、毎週末、ヨーロッパ中から沢山の人々がこの復元作業に一役買うために集まってきた。
スクリーンの中へ憧れを抱き続ける映画ファンの夢とパッションのみならず、性別や世代、人種をも超え、アートや音楽、文化がどのように人々に影響を与えるかについて探求した、心に響く傑作!
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監督・製作・脚本・撮影・編集:ギレルモ・デ・オリベイラ
出演::エンニオ・モリコーネ、クリント・イーストウッド、クリストファー・フレイリング、アレックス・デ・ラ・イグレシア、ジェイムズ・ヘットフィールド、ジョー・ダンテ、エウヘニオ・アラビソ、セルジオ・サルヴァティほか
2017年/スペイン/英語、スペイン語、イタリア語、フランス語/86分 英題:Sad Hill Unearthed
協力:東京国際映画祭 提供:東北新社 配給:ハーク STAR CHANNEL MOVIES © Zapruder Pictures 2017
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*2019年3月8日(金)より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー!*