映画監督・山本英(やまもとあきら)は今最も注目すべき新人監督の一人だ。
自身初となる長編映画『小さな声で囁いて』は熱海を舞台にした愛の物語。同作は世界最大の自主映画の祭典・ぴあフィルムフェスティバル2018のアワードに選出、マルセイユ国際映画祭の新人コンペティション部門でも招待上映される。フランス日刊紙のリベラシオンが新人監督の山本の手腕を「山本は穏やかな眼差しで修復困難な“愛の物語”を熱海の街に映し出す」と賛辞を贈るなど、山本の才能は国内のみならず、海外でも高い評価を受ける。これまで制作した短編映画の数々も、国内の映画祭での受賞を皮切りに、香港、中国、フランスなど世界各地の映画祭でも上映されている。

今回、最新作『小さな声で囁いて』を中心に、過去の短編集から成る特集上映も開催。待望の劇場デビューとなる山本英の映画世界を体験する2週間の特別プログラムが実現した。
また、『小さな声で囁いて』の公開に寄せて、今大注目のアーティスト、オートモアイが描き下ろしたメインビジュアルも山本英の映画コンセプトを引き立たせる重要な役割を担っている。

■公式HP
akira-yamamoto.com/index.html
■予告編

■上映情報
3/16(土)~22(金)20:30
3/23(土)~29(金)21:00
※3/20(水)と26(火)は特集上映
■会場
ポレポレ東中野(東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下)
■料金
当日:1300円均一
リピーター割引あり。半券提示で2回目以降は1000円(『小さな声で囁いて』『特集上映』相互割引も
1000円)
■イベント情報
期間中は監督・キャストの舞台挨拶、豪華ゲストのトークイベントも開催予定。
詳細は公式HPもしくは公式ツイッター@SpeakLow_filmをチェック!
■プロフィール
山本英(やまもとあきら)。1991年、広島生まれ。東京造形大学で映画を学ぶ。大学卒業後、映像制作会社で働く傍ら広島に住む祖父を撮影した『回転(サイクリング)』がぴあフィルムフェスティバルに入選し、香港で上映される。その後、東京藝術大学大学院映像研究科監督領域に進学し、映画監督の諏訪敦彦、黒沢清に師事。修了制作の『小さな声で囁いて』はマルセイユ国際映画祭に正式出品される。
■作品詳細
『小さな声で囁いて/Speak Low』2018|110min|カラー|5.1ch
第29回マルセイユ国際映画祭 初長編部門 正式出品
第40回ぴあフィルムフェスティバル 正式出品

STORY:結婚を考え始めた遼に対し、乗り気じゃない沙良。互いの溝を埋めようと した3泊4日の旅行で
も二人の心はすれ違う。漠然とした将来への不安か ら未来像を描けない男と女。それぞれの「愛」と
「I」の行方。

■特集上映
『グッド・アフタヌーン/Good Afternoon』2017/30min/カラー/5.1ch
ブリィブ国際中編映画祭2018コンペティション部門(フランス)正式出品
コテ・クール映画祭2018 Focus Japan(フランス)招待上映
なら国際映画祭Nara-Wave正式出品
広島国際映画祭コンペティション部門正式出品
『イン・ダ・ホーム/In・Da・Home』2016/15min/カラー/5.1ch
韓国・京畿学生映画祭2017招待上映
International Young Directors’Festival2017招待上映(中国、西安)
『回転(サイクリング)/Cycling』2016/15min/カラー/ステレオ
Image Forum ヤングパースペクティブ2016招待上映
ぴあフィルムフェスティバル2016正式出品
Fresh Wave International Film Festival2017招待上映(香港)