トロント国際映画祭での<観客賞>受賞を皮切りに、第76回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(ミュージカル&コメディ部門)を含む今年度最多の3部門を受賞し、アカデミー賞で作品賞を含む5部門でのノミネートが発表され、賞レースを席巻している『グリーンブック』。この度、本作で主演男優賞と助演男優賞にノミネートされたヴィゴ・モーテンセン&マハーシャラ・アリのインタビュー映像が解禁!

過去の賞レースのランチ会で出会い、「いつか共演を」という会話を交わした数ヶ月後、それぞれ本作へのオファーを受けたということで、ヴィゴは「ラッキーだった」、アリは素直に「嬉しかった」と喜びを語っている。そして本作で演じた実際のトニー・リップに見た目を近づけるため14kgも増量したヴィゴは役作りについて「体重を増やすのは一番簡単だよ。食べればいいだけだから」と余裕を見せるも、すかさずアリから「でも大変っだったよね」とツッコまれ、「確かに食べることに飽きたら、スタッフに『痩せてきてるから、寝る前にたくさん食べて』と言われた。だから、ホテルのバーで一番大きなプレートを食べて寝たんだよ。最悪だったよ」と増量の苦労話を披露。劇中でもひたすら食べ続けたヴィゴとは反対にアリは「(食べるシーンの撮影時)そういう時、僕はサラダを食べるんだ。10回は同じテイク(で食べること)になるからね」と、演じたガサツなトニーとインテリなドクターという演じたキャラクターだけでなく、役作りも正反対のアプローチだったことを明かした。また、ヴィゴは息子と共に来日した際、『ヤクザvsマフィア』(1993年)での共演で知り合った石橋凌と再会したこと、そして日本語に興味を持った息子にアメリカの日本レストランに行くと正しいメニューの読み方を教えられると、日本との縁について話している。

1962年の差別が色濃い時代、黒人用旅行ガイドブック<グリーンブック>を頼りにツアーへ旅立った、ガサツで無教養だけれど人間的魅力に溢れるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)とインテリな黒人天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)。異なる世界に住むおじさん2人の壮大なズレに笑いつつも、胸を熱くし、最後には爽快な感動を呼ぶ実話に基づく
ヒューマンドラマ『グリーンブック』は3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー!

<あらすじ>1962年、差別が残る南部でコンサートツアーを計画する黒人ピアニスト、ドン・シャーリーは、ガサツで無教養のイタリア系、トニー・リップを用心棒兼運転手として雇うことに。黒人用旅行ガイド<グリーンブック>を頼りに正反対のふたりは旅を始めるのだが・・・。

監督:ピーター・ファレリー『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』
出演:ヴィゴ・モーテンセン『イースタン・プロミス』『はじまりへの旅』(アカデミー賞主演男優賞ノミネート)
マハーシャラ・アリ『ムーンライト』(アカデミー賞助演男優賞受賞)
リンダ・カーデリーニ『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
提供:ギャガ、カルチュア・パブリッシャーズ  配給:GAGA
原題:GREEN BOOK/2018年/アメリカ/130分  字幕翻訳:戸田奈津子
公式サイト:gaga.ne.jp/greenbook
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