2018年カンヌ国際映画祭 批評家週間SACD賞受賞
2019年アカデミー賞アイスランド代表作品
2018年モントリオール・ニューシネマ映画祭 最優秀女優賞受賞
2018年バリャドリッド国際映画祭 最優秀女優賞/2018年ラックス賞 最優秀作品賞受賞
2018年ハンブルク映画祭アートシネマ賞 最優秀作品賞受賞/2018年ハイファ国際映画祭 スペシャルメンション受賞、ほか

彼女はアイスランドから世界を救う―。とぼけたユーモアと人生の苦み
音楽と自然に彩られた、強さと優しさの物語

ジョディ・フォスターや坂本龍一など各界の著名人から称賛コメントが続々到着!

処女長編作『馬々と人間たち』で鮮烈なデビューを飾り、アキ・カウリスマキやロイ・アンダーソンの後に続く、北欧の才能と目されるベネディクト・エルリングソン監督の最新作『Woman at war』が邦題『たちあがる女』に決定し、来月3月9日(土)より、
YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開されます。

『たちあがる女』はコーラス講師と環境活動家、二つの顔を持つ女性ハットラが、新しい家族を向かい入れ、母親になる決意をしたことから巻き起こる騒動をユーモラスに描くヒューマンドラマ。雄大なアイスランドの自然と叙情的な音楽に彩られた現代のおとぎ話ともいえる物語は、とぼけた味わいとコミカルな笑いを醸しながらも、いまの人間社会において見逃してはいけない問題を皮肉たっぷりに浮かび上がらせていきます。本作は、本年度のカンヌ国際映画祭・批評家週間の優秀な脚本に贈られるSACD賞受賞を皮切りに、年間の最も優れた現代ヨーロッパ映画に与えられるラックス賞の最優秀作品賞受賞など、現在も多くの映画祭を席巻中。劇中で一人二役を演じた、主演女優ハルドラ・ゲイルハルズドッティルは、二つの映画祭で最優秀女優賞を受賞したほか、本作は2019年アカデミー賞のアイスランド代表作品にも選出されました。

日本でいち早く本作をご覧いただいた各界の著名人の方々から、本作への賞賛コメントが続々到着しておりますので、ご紹介させていただきます。既に自身の監督・主演でハリウッド・リメイクを発表しているアカデミー女優のジョディ・フォスターさんをはじめ、「教授」こと世界的音楽家・坂本龍一さん、国際的に活躍されている俳優の永瀬正敏さん、本作予告のナレーションをされている『風の谷のナウシカ』のナウシカ役声優でもお馴染み、島本須美さんなど各界を代表する方々に、本作のユニークで多彩な音楽の使い方や、アイスランドで自分らしく生きようとする主人公ハットラにエールを送るコメントを寄せていただきました。下記、ご覧ください。(順不同、敬称略)

●坂本龍一(音楽家)
一人の普通の女性が、やむにやまれない気持ちで巨大な権力に立ち向かう、
その滑稽な真剣さに共感を覚える。そして音楽の使い方が秀逸だ!

●永瀬正敏(俳優)
ユーモアと、主人公の眼差しと、あの音楽、、、そしてアイスランドの雄大な風景に引き込まれ、
ふと気付くと、物語の主人公の旅は、私の旅になっていた。
僕はやはり、ベネディクト・エルリングソン監督の独特の世界観が大好きだ。

●梨木香歩(作家)
楽しい日常と、孤独な戦士であることは両立するのだ。守るべきもののために、
決して屈しない彼女の不撓の精神と肉体は、大地(アース)の女神の化身のようだ。

●ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
ストーリー、演技、撮影など、すべての面で申し分ない面白さ、
そして音楽の扱い方は何とも言えずカッコいいし、笑えます!

●島本須美(声優)
ささやかな幸福のための果てしなき戦い!ストーリーの見届け人のような音楽も素敵!
地球人の一人として、元気が出ました!!

●湯川れい子(音楽評論・作詞家)
『え?! 劇伴の音楽が実像で登場する?? 面白い!! 大らかで大胆でいじらしい。
これぞ女性性!彼女は私であり貴女だ。』

●石川直樹(写真家)
自分に嘘をつかず誠実に生きるのは、時に苦しい。
でもそれが最も美しい生き方であることを本作は教えてくれる。

●浜村 淳(パーソナリティ) 
女は闘う。政治権力と闘う。ドローンに双子に音楽オヤジ。
スリルもあればユーモアもある。これぞ映画の魅力!オモシロサ!

●KIKI(モデル)
その自然に、わたしも包み込まれたい
彼女の激しさと強さはアイスランドの自然そのもの
彼女のしなやかさと美しさもまた同じく
誰もが励まされ、そして癒される作品だ

●ジョディ・フォスター(監督・女優)
この映画は私に言葉では言い表せない興奮を与えてくれました。
私はユーモアと情緒を大胆に、そして奇抜に融合させたこの作品に引き込まれ続けています。
これは私達の時代を代弁する作品なのです。

【あらすじ】
風光明媚なアイスランドの田舎町に住むハットラは、セミプロ合唱団の講師。彼女は周囲に知られざる、もう一つの顔を持っていた。謎の環境活動家〝山女〟として、密かに地元のアルミニウム工場に対して、孤独な闘いを繰り広げていたのだ。そんなある日、彼女の元に予期せぬ知らせが届く。長年の願いだった養子を迎える申請がついに受け入れられたのだ。母親になるという夢の実現のため、ハットラはアルミニウム工場との決着をつけるべく、最終決戦の準備に取り掛かる――。

監督・脚本:ベネディクト・エルリングソン『馬々と人間たち』出演:ハルドラ・ゲイルハルズドッティル、ヨハン・シグルズアルソン、ヨルンドゥル・ラグナルソン、マルガリータ・ヒルスカ
2018年 / アイスランド・フランス・ウクライナ合作 / アイスランド語 / 100分 / カラー / 5.1ch /英題:Woman at war / G / 日本語字幕:岩辺いずみ  後援:駐日アイスランド大使館
©2018-Slot Machine-Gulldrengurinn-Solar Media Entertainment-Ukrainian State Film Agency-Köggull Filmworks-Vintage Pictures

3月9日(土)YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開

公式HP http://www.transformer.co.jp/m/tachiagaru/