昨年末に日本公開に向けてのクラウドファンディングを実施していた『台北セブンラブ』ですが、この度台湾巨匠傑作選 2019~恋する台湾~にて日本で初上映されることが決定致しました。

●台湾巨匠傑作選 2019~恋する台湾~概要
2019/4/20(土)~5/10(金)、K’s cinema にて台湾映画における恋愛映画の系譜をテーマにプレミア上映『熱帯魚』『ラブゴーゴー』『台北セブンラブ』を含む台湾ニューシネマから現代に連なる古びないポップな 21 作品を一挙上映。

●『台北セブンラブ』概要
【原題:相愛的七種設計】(2014)116 分
‘14 年台北。<2016 年世界デザイン首都>に台北が選定され、街は建築ラッシュだ。デザイン業界も沸き立ち、バーズがマネージャーを務めるデザイン事務所も例外ではない。かつての恋人でデザイナーのドロシーを上海から呼び戻し、ホテルのリノベ案件に挑む。容姿端麗なドロシーにクライアントのマークは言い寄り、事務所の所長アンドリューは彼女を利用しようと画策するが・・・。

スタイリッシュなデザイン事務所を舞台に、男女 7 人が繰り広げる愛と駆け引きのストーリーは、観る者を意外な結末へと導く。映画のみならず、CM やMV の監督としても知られる陳宏一による独特の心象表現は、金馬奨最優秀視覚効果賞にノミネートされた。また本作のポスタービジュアルは、数々の賞を受賞し、台湾初の女性総統となった蔡英文の選挙キャンペーンのビジュアルデザインを手掛けたことでも有名な聶永真(アーロン・ニエ)がデザインし、台湾で話題を集めた。

【監督】陳宏一 チェン・ホンイー
【キャスト】アン・シュー『目撃者 闇の中の瞳』、モー・ズーイー『台北に舞う雪』、ホアン・ルー『ブラインド・マッサージ』、ダレン・ワン『私の少女時代』、チウ・イェンシャン『あの頃、君を追いかけた』、トム・プライス、チェン・ユーアン