第14回大阪アジアン映画祭:クロージング作品はベトナム映画『パパとムスメの7日間』(監督:落合賢)、上映作品ラインアップが決定!
第 14 回大阪アジアン映画祭(OAFF)のクロージング作品に、落合賢監督、ベトナム映画『パパとムスメの7日間』が決定しました。映画祭閉幕日の 3 月 17 日(日)、ABC ホールにて日本初上映いたします。
<作品紹介>
五⼗嵐貴久氏の人気小説「パパとムスメの 7日間」をベトナムで映画化した本作は、昨年 12月に現地で公開されるやいなや大ヒットを記録。原作は、日本では舘ひろし&新垣結衣主演で 2007 年にドラマ化、韓国では 2017 年にユン・ジェムンとチョン・ソミン主演で映画化され大阪アジアン映画祭で昨年上映された。
監督兼プロデューサーを務めるのは、『サイゴン・ボディガード』で日本人として初めて、ベトナム出資、オールベトナム人キャストのベトナム語映画でメガホンを取った落合賢監督(『太秦ライムライト』『NINJA THE MONSTER』)。ベトナム側のプロデューサーはコメディ映画のヒットメーカーであるチャーリー・グエン(OAFF2015『ホイにオマカセ』監督、『17 歳の恋愛注意報!』製作・脚本)、脚本は『サイゴン・ボディガード』のマイケル・タイが手掛ける。父親役に、チャーリー・グエン作品にも多数出演する“ベトナムのコメディキング”タイ・ホア(『ホイにオマカセ』『サイゴン・ボディガード』主演)。娘役には、デビュー作『17 歳の恋愛注意報!』が現地で大ヒットのケイティ・グエン。本作はこの2人が父娘入れ替わったキャラクターを演じる、涙と笑いに満ちたハートフルコメディ。奇想天外な設定の中に家族愛の大切さという普遍的なテーマがあることに魅⼒を感じたという落合監督。ベトナム版ならではの特⾊をどのように描いたのかにも注目!
第 14 回大阪アジアン映画祭
作品ラインナップ決定!
「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマにお届けする大阪アジアン映画祭。
今年で 14 回目となる同映画祭の作品ラインナップが決定しましたのでご案内させていただきます。
作品本数は、計 51 作(うち、世界初上映 10 作、海外初上映 9 作、日本初上映 25 作)、上映作品の製作国・地域は、中国、香港、マカオ、台湾、韓国、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、インド、スリランカ、セルビア、クロアチア、モンテネグロ、アメリカ、日本の 17の国と地域となります。
上映スケジュールは近日中、作品解説などについては来週中に、映画祭 HP にアップいたします。
http://www.oaff.jp/2019/ja/program/index.html
名称:第 14 回大阪アジアン映画祭
会期:3 月 8 日(⾦)〜17 日(日)
会場:ABC ホール、シネ・リーブル梅田、阪急うめだホール、ほか
チケット:2 月 23 日(土)からチケットぴあ、セブン・イレブンにて発売開始
前売り 1,300 円、当日 1,500 円(22 歳以下 500 円)
【オープニング作品】
『嵐電』(RANDEN: The Comings and Goings on a Kyoto Tram)世界初上映/日本/監督:鈴⽊卓爾(SUZUKI Takuji)
【クロージング作品】
『パパとムスメの7日間』(Daddy Issues)日本初上映/ベトナム/監督:落合賢(OCHIAI Ken)
【コンペティション部門】 14 作
本映画祭の中核となる部門。ジャパンプレミア以上となるアジア映画(日本映画を含む)の最新作を上映します。
出品作品から、国際審査委員(3〜5 名予定)により、グランプリ(最優秀作品賞)、来るべき才能賞等が選定されます。
【特集企画】《ニューアクション! アジア》 7 作
アジア映画界を熱くする<新しい動き>の数々を、多面的に紹介します。
【インディ・フォーラム部門】 10 作
斬新で挑戦的な作品を紹介するインディ・フォーラム部門。新鋭監督による 10 作品(うち、短編 3 作品)を上映します。新しい才能の出現にご注目ください。なお、本部門で上映される日本映画を対象にニューヨークのジャパン・ソサエティーより JAPAN CUTS Award が授与されます。
【特別招待作品部門】 4 作
【特集企画】《Special Focus on Hong Kong 2019》 6 作(うち、3 作はコンペ部門と重複)
香港特別⾏政区政府駐東京経済貿易代表部(香港経済貿易代表部)にご協⼒いただき、新世代監督の台頭
で大きく姿を変えた香港映画を特集します。香港からのゲストを盛大にお迎えする Hong Kong Night では『みじめな人』(Still Human (淪落人))を上映します。
【特集企画】《台湾:電影ルネッサンス 2019》 7 作
台湾⽂化部、台北駐日經濟⽂化代表處 台湾⽂化センターにご協⼒いただき、活況を呈する台湾映画の“今”を感じることのできる作品を特集します。台湾からのゲストを盛大にお迎えする Taiwan Night では『悲しみより、もっと悲しい物語』(More Than Blue (⽐悲傷更悲傷的故事))を上映します。
【協賛企画】《芳泉文化財団の映像研究助成》 4 作
大阪を拠点に、大学院における映像研究への助成事業を続ける芳泉⽂化財団。その成果を一挙上映します。
うち 1 作は「関連特別上映:日韓映画教育機関合同製作の成果」として上映します。
国⽴国際美術館共催、無料上映。