公開前から、行定勲監督、池松壮亮さん、吉田羊さん、西川美和監督、細田守監督、松尾スズキさん、など各界から激賞され現在大ヒット公開中の『バーニング 劇場版』。村上春樹原作、そしてイ・チャンドン監督8年ぶりの新作ということで話題を呼び、原作ファン、映画ファンを中心に動員、鑑賞後のSNSでの感想も「イ・チャンドンの待ちにまった最高傑作」「イ・チャンドン監督の深いテーマにやられた」など待ちに待ったイ・チャンドン作品として絶賛されている。
そしてこの度、『バーニング 劇場版』の大ヒットを記念して、イ・チャンドン監督の代表作2作品を一挙公開することが決定した!

アッバス・キアロスタミ監督が「本当に素晴らしい映画を観た!」と絶賛し、韓国のアカデミー賞である大鐘賞映画祭5部門を独占した伝説の傑作『ペパーミント・キャンディー』と、第59回ヴェネツィア国際映画で最優秀監督賞/新人俳優賞/国際批評家連盟賞を受賞した、極限の純愛を描いた傑作『オアシス』の2本が上映される。さらに、2019年の今年は『ペパーミント・キャンディー』が製作20周年、『オアシス』が日本公開15周年と記念すべき年となり、各作品とも日本では初公開となるリマスターヴァージョンとなっている。新たに蘇ったこの2本でぜひ劇場で体感して欲しい!
ぜひ、この機会に『バーニング 劇場版』『ペパーミント・キャンディー』『オアシス』の3本をみて、イ・チャンドンの世界を堪能して欲しい!!
また、この度の情報解禁に合わせて予告編とポスタービジュアルと場面写真を一挙公開致します!
『ペパーミント・キャンディー』の予告編は今回の上映に合わせ、4Kレストア・デジタルリマスター版にて作成、ポスタービジュアルは、両作品共に特別上映に合わせて新たにデザインされたものになります!

【上映詳細】
日時&場所:3月15日(金)よりアップリンク渋谷・吉祥寺にて全国順次ロードショー!
(シネマート新宿・心斎橋は3月中に公開予定です。)
その他の劇場情報は、公式twitter:@movietwin2またはバーニング公式サイト(burning-movie.jp)にて順次お知らせいたします。


『ペパーミント・キャンディー』 
1999年、春。旧友たちとのピクニックに場違いな恰好で現れたキム・ヨンホ(ソル・ギョング)。そこは、20年前に初恋の人スニム(ムン・ソリ)と訪れた場所だった。仕事も家族もすべてを失い、絶望の淵に立たされたヨンホは、線路の上で向かってくる列車に向かって「帰りたい!」と叫ぶ。すると、彼の人生が巻き戻されていく。自ら崩壊させてしまった妻ホンジャ(キム・ヨジン)との生活、互いに惹かれ合いながらも結ばれなかったスニムへの愛、兵士として遭遇した「光州事件」…。そして、記憶の旅は人生のもっとも美しく純粋だった20年前にたどり着く…。

1999年/韓国・日本/本編130分/韓国語5.1ch/ビスタ/原題:박하사탕 (英題:Peppermint Candy)
「第3回アジア・フィルム・フェスティバル」NHK国際共同制作作品
製作:1999年 EAST FILM&NHK  提供:NHKエンタープライズ  配給:ツイン


『オアシス』  
ひき逃げ事故で兄を助け刑務所から出たばかりの青年ジョンドゥ(ソル・ギョング)は、家族のもとへ戻るものの、皆からけむたがられていた。ある日、被害者家族のアパートを訪れた彼は、寂しげな部屋で一人取り残された女性コンジュ(ムン・ソリ)と出会う。脳性麻痺を持つコンジュは、部屋の中で空想の世界に生きていた。二人は互いに心惹かれ合い、純粋な愛を育んでいくが、周囲の人間はだれ一人として彼らを理解しようとはしなかった…。
2002年/韓国/133分韓国語5.1ch/ビスタ/原題:오아시스(英題:OASIS)
© 2002 Cineclick Asia All Rights Reserved.   配給:ツイン


巨匠イ・チャンドン監督の8年ぶりの新作は、日本が世界に誇る小説家、村上春樹の「納屋を焼く」を原作とし、設定はそのままに物語を大胆にアレンジし映画オリジナルのストーリーを構築。原作の中にある小さな謎を拡大し、さらに繋げることでより映画らしいエンタテインメント作品として見事に作り上げた。
 本作は小説家を目指しアルバイトを転々として生きる主人公ジョンスが、幼馴染のヘミから正体不明の男ベンを紹介されたことによって不可思議なことが起こり始める。シーンシーンに伏線となる鍵が埋め込まれ、観るたびに新たな見解を呼び起こす究極のミステリーだ。
また、キャラクターそれぞれの生活を通していまの若者が感じている、将来に希望を持てない“無力”さと、どこに向けて良いか分からない“怒り”を赤裸々に描きだし、現代社会の裏側を繊細に表現。イ・チャンドン監督のストーリーテラーとしての才能を本作でもいかんなく発揮している。
主人公のジョンスには『ベテラン』で強烈な悪役を演じながら『王の運命~歴史を変えた八日間~』などの時代劇もこなし、毎回違ったキャラクターを完璧に演じる韓国を代表する演技派俳優のユ・アイン。ジョンスの人生に影響を与える謎の男ベンには、TV「ウォーキング・デッド」シリーズのグレン役を演じ日本でも人気沸騰中のスティーブン・ユァン。本作では知的でミステリアスな男という、今までのイメージを覆す役柄に挑戦した。ジョンスの幼馴染のヘミを演じたのはオーディションで選ばれた新人女優のチョン・ジョンソが大抜擢。映画初出演ながら大胆なベットシーンを見事にこなし、物語の重要な鍵となる役柄を演じきった。イ・チャンドン監督はソル・ギョング、ムン・ソリといった韓国を代表する俳優も発掘しており、今後のチョン・ジョンソの活躍も期待されている。また、イ・チャンドン監督の8年ぶりの新作ということでスタッフ陣も精鋭がそろった。『母なる証明』『哭声/コクソン』などを手掛けた撮影監督ホン・ギョンピョン、『ペパーミント・キャンディ』から監督とタッグを組み続ける美術監督シン・ジョムヒなど実力のあるスタッフが集結した。
嘘と真実、現実と幻想の不確かな境界線を見事に描き出す映像美、謎が謎を呼び、ワンシーンも見逃せない完ぺきな伏線が引かれるストーリー、そして衝撃的なラスト・シーン。イ・チャンドン監督8年ぶりの新作は、最もミステリアスで最も魅力的なエンタテインメント作品として観客の心を強く引き付ける。

監督:イ・チャンドン『シークレット・サンシャイン』
原作:村上春樹「蛍・納屋を焼く・その他の短編」(新潮文庫)
出演:ユ・アイン『ベテラン』 スティーブン・ユァン「ウォーキング・デッド」シリーズ チョン・ジョンソ
2018 年/韓国/カラー/148 分/国際共同制作 NHK/配給:ツイン ©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved