アイエス・フィールドが手掛ける俳優育成プロジェクト。「自分の夢は自分で切り開く!」をテーマに、2018年10月に製作したショートフイルム第1弾『カラフル』(諸江亮監督作品)に続くショートフィルム第2弾『常神』がこの度、福井県若狭町でクランクイン。若狭町の常神半島を舞台に、そこに伝わる若狭彦・若狭姫伝説を基に心温まるストーリ―が展開していきます。
出演はオーディションで選ばれた未来のスターを目指す若手俳優たち。監督は映画『昼顔』西谷弘監督作品や 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』廣木隆一監督、『銀魂』福田雄一監督などの助監督として活躍、本作が監督デビュー作となる27歳の女性監督高島一希がメガホンを取ります。
このプロジェクトは本作を含め、福井県若狭エリアで3本の短編映画製作を行い。最終的にはオムニバス形式の1本の長編映画にまとめ、国内外の映画祭へ出品後、2020年劇場公開を予定しています。

ストーリー
常神で民宿を経営しながら漁師をしている小吉。ここ常神では定置網漁が盛んで、たくさんの魚が獲れ、栄えていた。だがここ最近、漁の獲れが悪く、お客さんも少しずつ減ってきているのが現状だった。そんな時、小吉の前に突如現れた姉弟。何を聞いても話さない姉弟。親も見当たらず困った小吉は、町の消防団、柴田の元へ子供を預けに行くが、なぜか小吉が姉弟を預かることに・・・。そして、その頃、町では少しずつ変化が起きて来ていた。
姉弟がヘンテコなダンスを踊る度に不思議な奇跡があちらこちらで起き始める。怪我が治ったり、探し物が見つかったり、大漁だったり・・・。この姉弟はいったい何者なのか!?
そして、町の人々は姉弟を神と崇め始め、小吉と姉弟が思わぬ事態に巻き込まれていく・・・!?

監督:高島一希(たかしまかずき)
1991 年生まれ、大阪出身。 ビジュアルアーツ専門学校大阪、放送映画学科に入学。19 歳で上京し、バラエティの ADを行いながら専門学校を卒業。日本テレビ『ミューズの鏡』でスタッフとして福田雄一監督のドラマ・映画の現場に参加する。 本来やりたかった映画・ドラマ制作を行うため会社を辞め、21 歳でフリーランスの助監督になる。
その後は、ドラマや映画で西谷弘監督『昼顔』や廣木隆一監督『ナミヤ雑貨店の奇蹟』や福田雄一監督『銀魂』などの現場で助監督を務める。 本作が劇場映画監督デビュー作となる。