本年度アカデミー賞監督賞にノミネート、今最も注目されるギリシャの鬼才、ヨルゴス・ランティモス監督の最新作『女王陛下のお気に入り』が、2月15日(金)より全国ロードショー致します。

主人公アン女王には、ゴールデングローブ賞で主演女優賞を受賞、本年度アカデミー賞でも主演女優賞にノミネートされたオリヴィア・コールマン。
貴族への返り咲きを狙う召使のアビゲイルには、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞(R)主演女優賞を受賞。本年度アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエマ・ストーン。
女王の幼なじみで親友のレディ・サラには同じく助演女優賞にノミネートされたレイチェル・ワイズという実力派三女優が集結。

この度解禁された特別映像では、本年度アカデミー賞で『女王陛下のお気に入り』『メリー・ポピンズ リターンズ』でWノミネート中!!数々の映画衣装を担当し、ヨルゴス・ランティモス監督やキャストからの信頼も厚い伝説の衣裳デザイナーサンディ・パウエルが、本人のインタビューをメイキングや本編映像と共に紹介。

エマ・ストーンは「サンディの衣裳が着れて光栄だった。」と感激した様子で話すと、サンディ・パウエル自身も「監督の要望は、シルエットは史実のまま、素材や色で遊びたいと、つまりビジュアルを一から考案し直したの。」と大変さを語り「型破りで突飛で異例のイギリス歴史劇よ。」と本作について感想を述べている。

<映像コメント>

○サンディ・パウエル(衣裳)
監督の要望は、シルエットは史実のまま、素材や色で遊びたいと、つまりビジュアルを一から考案し直したの。
宮廷内の衣装はすべてモノクロに統一した。
政治家たちは色で区別した。トーリー党は赤。ホイッグ党は青。
型破りで突飛で異例のイギリス歴史劇よ。

○ヨルゴス・ランティモス(監督)
サンディと話し合って、色を限定したら面白くなると思いついた。
シルエットが機能するなら、現代の素材でも何でも試した。

○エマ・ストーン(アビゲイル役)
衣裳が本当に美しかった。
生地はとても現代的なの。
コルセットは初めてで着るのに苦労したけど、しばらくしたら慣れたわ。
サンディの衣裳が着れて光栄だった。

○オリヴィア・コールマン(アン女王役)
サンディ・パウエルの衣裳は特別よ。
何もかもが美しい。

○レイチェル・ワイズ(レディ・サラ役)
白と黒だけなのでチェス盤のように見える。
使われてる素材が斬新よ。白黒の革やデニムなどとても時代錯誤なの。

○ニコラス・ホルト(ハーリー役)
歴史モノは変身できるところがいい。
ハイヒールとヒラヒラの服で動きさえ習得すれば、衣装を着たほうが演じやすい。
歩くのは大変だった。


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【STORY】

18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。
虚弱な女王、アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染、レディ・サラ(レイチェル ・ワイズ)が病身で気まぐれな女王を動かし、絶大な権力を振るっていた。
そんな中、没落したサラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして参内し、その魅力がレディ・サラとアン女王を引きつける。
レディ・サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を伺っていた。
戦争の継続をめぐる政治的駆け引きが続く中、急速に育まれるサラとの友情がアビゲイルにチャンスをもたらすが、その行く手には数々の試練が待ち受けていた。

■監督:ヨルゴス・ランティモス『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』

■キャスト:エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』、レイチェル・ワイズ『ロブスター』『ナイロビの蜂』、オリヴィア・コールマン『ロブスター』、ニコラス・ホルト『シングルマン』『X-MENシリーズ』、ジョー・アルウィン『ビリー・リンの永遠の一日』

2018年/アイルランド・アメリカ・イギリス映画 
配給:20世紀フォックス映画
(C)2018 Twentieth Century Fox

2月15日(金) 全国ロードショー!