「セサミストリート」を生んだジム・ヘンソンカンパニーが製作した『Happy Time Murders(原題)』が『パペット大騒査線 追憶の紫影(ルビ:パープル・シャドー)』の邦題にて2月22日(金)よりシネクイントほかで全国公開いたします。(配給:パルコ)
この度、現地時間1月20日(日本時間:1月21日)より行われた第39回ゴールデンラズベリー賞ノミネーション発表にて最低映画賞(作品賞)、コメディ女王・メリッサ・マッカーシーが最低女優賞(主演女優賞)、ジョエル・マクヘイルが最低助演男優賞(助演男優賞)、ベスト・オブ最低カップルの称号・最低スクリーンコンボ賞、ブライアン・ヘンソン監督が最低監督賞、トッド・バーガーが最低脚本賞と最多6部門にノミネートされる快挙を果たしました!
ゴールデンラズベリー賞(通称:ラジー賞)とは、毎年アカデミー賞授賞式の前夜に「最低」の映画を表彰する映画賞。米国内外における1,047名のゴールデンラズベリー財団メンバーのオンライン投票によって選ばれる。このラジー賞、一見不名誉な賞に見えますがラジー賞自体が一種のユーモアと受け止められており、本当にくだらない、つまらない作品を選ぶ一方、出来はよいが惜しい作品や、異色性が強すぎて一般受けしない作品に与えられることもあり、受賞作品が意外によく出来た面白い作品として評価されることも。そんな栄えあるラジー賞に本作は最多6部門にノミネート!
最低女優賞にノミネートされたのは主人公のアグレッシブなおばさん刑事コニーを演じたメリッサ・マッカーシー。『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(11)でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされコメディ女優の地位を確立。その後『SPY/スパイ』(15/未)や『ゴーストバスターズ』(16)などに出演し、2015年・16年・17年と3年連続世界で最も稼ぐ女優TOP5にランクインを果たす売れっ子女優だ。ラジー賞にノミネートされる一方、本作と同じく昨年全米で公開された『Can You Ever Forgive Me?(原題)』では実在した女性ジャーナリスト、リー・イスラエルを熱演しゴールデングローブ賞を始め賞レースを席巻する中、大本命のアカデミー賞主演女優賞に見事ノミネート!ハリウッド最高の栄誉を与えられるアカデミー賞と愛すべき最低な映画に贈られるラジー賞のWノミネートという快挙を果たしたんは唯一メリッサ・マッカーシーだけ!2010年にアカデミー賞&ラジー賞のW主演女優賞を受賞したサンドラ・ブロック以来の快挙となるか!?映画史上最高と最低の主演女優賞の行方にぜひご注目ください!
そして、最低監督賞にノミネートされたのはパペット作家の巨匠「セサミストリート」を誕生させたジム・ヘンソンの息子ブライアン・ヘンソン!父親の影響で17歳で『マペットの大冒険/宝石泥棒をつかまえろ!』(81)の製作に参加し、パペット操作師かつパペットの技術革新者として父の偉業を引き継いできたが、昨年末に発表された米ローリング・ストーン誌が選ぶ2018年ワースト映画第1位を獲得!これに続いて最低監督賞というある(・・)意味(・・)名誉ある賞にノミネートされてしまった!果たしてローリングストーン誌の下馬評通り、ラジー賞を受賞することができるのか-!?
その他、本作ではちょい役なのに最低助演男優賞にノミネートされてしまった警官役のジョエル・マクヘイルにとどまらず、全ての俳優・パペットが最低スクリーンコンボ賞にノミネートされてしまった!本作の他に同じく最多6部門にノミネートされた『ギャング・イン・ニューヨーク』、『ホームズ&ワトソン(原題)』と大混戦を極める中、強敵2作品を抑えてどこまで【2019年の最低だけど最高賞】を受賞できるのか目が離せない!
つきましては第39回ゴールデンラズベリー賞の受賞結果は、アカデミー賞授賞式の前日・現地時間2月23日(土)に発表となります。ある意味業界内でも注目度が高い!?

監督・製作:ブライアン・ヘンソン『マペットのクリスマス・キャロル』 原作・脚本:トッド・バーガー
配給:パルコ 宣伝:スキップ  公式サイト:puppet-movie.jp #パペット大騒査線 コピーライト:© 2018 STX PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved. 
2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/91分/原題:HAPPY TIME MURDERS /映倫:PG12