日(土)よりアップリンク渋谷ほか全国順次公開いたします、日本映画界の新たなる異才・岡部哲也監督の最新作『歯まん』。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭をはじめ、・モントリオール世界映画祭、・シッチェス映画祭など数々の映画祭に招待され、カリコレ 2018 では全回ソールドアウトになった話題作です。
新たに公開された新ビジュアル、そして絶賛コメントが届きました。

今作は、『生と性と愛』がテーマのダークファンタジー。自らの肉体の変化によって愛する人を殺してしまった少女の悲痛な叫びから、愛とはなにか?生きるとはなにか?という普遍的な問いかけを観客に突き付ける作品です。グロテスクなまでに純粋な愛とファンタジーが融合した、新たな衝撃作が幕を開けます。

今回本作には『パンとバスと 2 度目のハツコイ』(18)が第 30 回東京国際映画祭ぶ特別招待作品として上映され、4 月 19 日より新作映画『愛がなんだ』の公開を控える日本映画界の新たな旗手・今泉力哉監督から、「不謹慎と誠実が共存していて、さらには謎の笑いも生じるこの映画は、監督や俳優が不器用で真っ直ぐだから生まれたものなのかもしれない。」と、ジャンルレスに様々な要素が織り交ぜられた本作の作り手たちの姿勢にコメントを寄せた。
また『UNDERWATER LOVE -おんなの河童-』(11)、『ろんぐ・ぐっどばい 〜探偵古井栗之助〜』(17)など、映画監督・脚本家など幅広く活躍するいまおかしんじ監督は、「主演の女の子がムチャクチャ頑張ってる。とにかくムチャクチャにレイプされるし、ムチャクチャ血まみれになるし、ムチャクチャ泣き叫んでる。そんなに体張る必要あんの?あるんです。絶対あるんだという監督の覚悟がムチャクチャ映ってる。馬場野々香、最高!」と主演を務める馬場を絶賛している。ほか映画監督の山口雄大氏、映画プロデューサーの叶井俊太郎氏、役者として舞台・映画で活躍中の菊池明明氏など映画界を牽引する著名人から多くのコメントが寄せられた。
さらに、今回はコメントチラシの新ビジュアルも公開。血を彷彿とさせる赤をキーカラーにした鮮烈な印象の一枚。
遥香(馬場)と関わる人々、そして降り積もる葉の中で倒れている遥香が目を引く新たなビジュアルが誕生した。
1月28日(月)には先行上映も決定。出演者や監督の他、スペシャルゲストに石井裕也監督もかけつける予定!

【コメント全文】
「誠実なんだけど、岡部監督が天然なのか、異常な映画になっている。不謹慎と誠実が共存していて、さらには謎の笑いも生じるこの映画は、監督や俳優が不器用で真っ直ぐだから生まれたものなのかもしれない。この熱は客を選ぶ。」
今泉力哉(映画監督「愛がなんだ」)

「主演の女の子がムチャクチャ頑張ってる。とにかくムチャクチャにレイプされるし、ムチャクチャ血まみれになるし、ムチャクチャ泣き叫んでる。そんなに体張る必要あんの?あるんです。絶対あるんだという監督の覚悟がムチャクチャ映ってる。馬場野々香、最高!」
いまおかしんじ(映画監督)
「タイトルの軽さに騙されるな!
同様のネタから思い出されるのはヘネンロッター「バッドバイオロジー」とかクローネンバーグ「ラビッド」なんだけど、そのどっちのテイストにも振らずにやりきった。
でもタイトルは「歯まん」。。。
相当したたかか純粋なんだな、岡部という人は。」
山口雄大(映画監督)
『歯まん、この刺激的な言葉とアイディアがとても素敵です。スプラッタな展開に大喜びした直後、笑ってごめん、と絶妙な気持ちにさせられました。宇野祥平さん、恐ろしくて、震えます。』
菊池明明(役者・ナイロン 100℃)
「アソコがアレを切断する、というシンプルストーリーに驚愕し、この手があったのか。と20年前に「キラーコンドーム」を手掛けた時になぜに気付かなかったのかとマジで悔しかった!やられた!」
叶井俊太郎(映画プロデューサー)
「主演の前枝野乃加の美しさ、体を張った演技、必見!!
歴史に残るホラークイーンだと本気で思う!!」
小野寺生哉(カナザワ映画祭代表)
“Under its ero-guro veneer, Haman is a celebration of absolute love tinged with delicacy and innocence. A film
that the surrealists would’ve treasured.”
Dimitri Ianni
(翻訳)『エログロ映画の仮面のもと『歯まん』は汚れなき繊細さで絶対の愛を歌い上げる。シュルレアリストが愛でたであろう逸品だ。
ディミトリ・イアンニ(KINOTAYO現代日本映画祭(フランス)チーフプログラマー)
“HAMAN is the quintaessential elevated Japanese indie-horror. Sex and death represented like only Japanese
filmmakers can conceive.”
Sitges Film Festival
(翻訳)「歯まんは日本のインディホラーを更なる高みに到達させた。性と死をこのように表現出来るのは岡部哲也監督だけである。」
Mike Hostench マイク・ホステンク
(Sitges Film Festival Deputy Director シッチェス映画祭副ディレクター)

【「歯まん」特別先行上映 舞台挨拶概要】
日時/1月28日(月) 21:10〜(上映後)
場所/アップリンク渋谷 SCREEN1(東京都渋谷区宇田川町37-18)
登壇者(予定/敬称略)/馬場野々香、小島祐輔、中村無何有、岡部哲也監督
スペシャルゲスト:石井裕也監督
※登壇者は都合により変更する場合がございます。