『君の名前で僕を呼んで』で世界の映画ファンを魅了したルカ・グァダニーノ監督があの伝説の傑作ホラーを再構築した『サスペリア』が、1月25日(金)より全国ロードショーとなります。
70年代ドイツを舞台に、名門バレエ・カンパニー<マルコス>に巣食う禁断の秘密を、オリジナルとは異なる視点で大胆にアレンジした本作。2018年ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門で上映されると、すべての想像を超えた衝撃的すぎる内容に歓声と怒号の入り混じる賛否両論が巻き起こり、<2018年最大の問題作>と大きな話題に。監督は、77年公開のオリジナル版『サスペリア』の大ファンで、『君の名前で僕を呼んで』で女性を中心に映画ファンを虜にしたルカ・グァダニーノ監督。そして音楽を全プロデュースしたのは、劇判初となるレディオヘッドのトム・ヨーク。時に呪文の様に重なり合う音楽や、恐怖や哀愁を伝えるメロディーが作品に不穏な彩りを添え、かつてないホラー映画を誕生させました。

ジェシカ・ハーパー、ティルダ・スウィントンの怪演で話題のクレンペラー博士の妻役を好演!
この度、1977年公開時より41年もの歳月を経て、同名作品に出演したジェシカ・ハーパーの劇中写真が解禁された!
本作の舞台は1977年、ベルリンを拠点とする世界的に有名な舞踊団“マルコス・ダンス・カンパニー”。夢と希望を胸にアメリカからやってきた新人ダンサーのスージー・バニヨン(ダコタ・ジョンソン)は、カリスマ振付師マダム・ブラン(ティルダ・スウィントン)の目に留まり、直々のレッスンを続けるなか、周りでは不可解な出来事が頻発、ダンサーが次々と失踪を遂げる。

オリジナルは、巨匠ダリオ・アルジェント監督の代表作であり、世界中のホラー映画に多大なる影響を与えた傑作と名高い同名映画。1977年に日本で劇場公開された当時は“とてつもなく怖い映画”と話題になり、その世代の“トラウマ映画”としていまもなお語り継がれている。そして遂に、幼少期に『サスペリア』を観て衝撃を受け、自身でリメイクすることを夢みたルカ・グァダニーノが、オリジナルの設定やキャラクターをベースにまったく新しい予測不可能な物語で構築し、新たな“トラウマ映画”として甦らせた。
本作では、オリジナル版の主人公スージーを演じたジェシカ・ハーパーが出演している。グァダニーノ監督が、ジェシカに直接オファーすると、「ルカと一緒に仕事ができるなんて、光栄だと思った」といい、即快諾。本編にはルッツ・エバースドルフ名義でクレジットされているが、実はティルダ・スウィントンが演じていることで話題の心理療法士クレンペラ―博士の妻アンケという重要な役で登場する。ジェシカは「実は私はルッツ・エバースドルフとのシーンがほとんどで、若い女優さんと一緒に演技をすることはなかったのだけど、この俳優さんとは、独特で素晴らしい信頼関係を築くことができた。素晴らしい体験としか言いようがないものだった」とティルダが演じていることは伏せながら、撮影を振り返った。

【STORY】1977年、ベルリンを拠点とする世界的に有名な舞踊団<マルコス・ダンス・カンパニー>に入団するため、スージー・バニヨンは夢と希望を胸にボストンからやってきた。初のオーディションでカリスマ振付師マダム・ブランの目に留まり、すぐに大事な演目のセンターに抜擢される。そんな中、マダム・ブラン直々のレッスンを続ける彼女のまわりで不可解な出来事が頻発、ダンサーが次々と失踪を遂げる。一方、心理療法士クレンペラー博士は、患者であった若きダンサーの行方を捜すうち、舞踊団の闇に近づいていく。やがて、舞踊団に隠された恐ろしい秘密が明らかになり、スージーの身にも危険が及んでいた――。

監督:ルカ・グァダニーノ『君の名前で僕を呼んで』 音楽:トム・ヨーク(レディオヘッド)
出演:ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス、ルッツ・エバースドルフ、ジェシカ・ハーパー、クロエ・グレース・モレッツ
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