映画『ファースト・マン』心理描写までもリアルに描く本作に 宇宙飛行士の山崎直子さんも共感!本編映像到着!
東宝東和は『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督と主演ライアン・ゴズリングが再びタッグを組んだ待望の最新作『ファースト・マン』(原題:FIRST MAN)を“月面着陸から50周年のアニバーサリーイヤーとなる2019年”の2月8日(金)に公開いたします。
すでに発表されている今期の賞レースにおいては、アカデミー賞の前哨戦として最も注目されるゴールデングローブ賞ではクレア・フォイが助演女優賞にノミネートされ、『ラ・ラ・ランド』に続き本作でも作曲を担当したジャスティン・ハーウィッツが作曲賞を受賞!そして、第22回ハリウッド映画賞では監督賞、編集賞、作曲賞を受賞、アトランタ映画批評家協会賞ではオリジナル作曲賞、そしてワシントンDC映画批評家協会賞では編集賞をそれぞれ受賞!さらに、先日発表された今後の映画賞を占うサテライト賞ではオリジナル作曲賞を受賞したほか7部門でノミネート、放送映画批評家賞でも10部門でノミネートされるなど今後アカデミー賞に絡んでくる作品としてますます注目を浴びている。
この度、宇宙飛行士の山崎直子さんも共感したというリアルな心理描写が描かれた本編映像が到着致しました!
人類で初めて月面着陸を果たした人物という輝かしい栄光だけが世に知られているアポロ11号の船長ニール・アームストロング。本作は最新技術を駆使した圧倒的な映像体験において高い評価を浴びているが、劇中では映画の冒頭にニールが宇宙飛行士になることを決断する直前に幼い娘を病気で亡くしたことが明かされ、その大きな心の傷、そして苦悩や葛藤を抱えながら、宇宙飛行士を目指し、人類の夢を背負ったミッションに挑んでいく人間ドラマの部分も、繊細な心理描写とともに丁寧に描かれていく。
今回解禁された映像で描かれるのは、ライアン・ゴズリング演じるニール・アームストロングが宇宙飛行士の選抜試験で面接をするワンシーン。4名以上もの面接官が見守る前で、自身の持論を淡々と披露し、一同を唸らせるニール。何も言うこと無しといった完璧な受け答えに、キアラン・ハインズ演じる宇宙センターの初代責任者ボブが一同に「ほかに質問は?」と確認すると、ひとりの面接官が「娘さんのことは気の毒だ」と声をかける。するとニールは黙ったまま面接官を見つめ、「質問は何ですか?」と一言。改めて面接官が「そのことが影響を与えると思うか?」と聞きなおすと、「影響を与えないと思うのは難しいでしょう」とまるで当たり前のように回答する。宇宙飛行士になる素質として申し分ない優秀な見解や考え方を持つ一方で、トラウマとなりつつある娘の死についても言葉を濁すわけでもなく正直に答えるニールの姿からは、たった一人の父親と何ら変わりない人間臭さを感じる事ができ、この一人の男がどのようにして月面着陸という最も偉大かつ過酷なミッションを遂行するのか、その行動や葛藤の行方に注目が高まるシーンとなっている。
チャゼル監督は本作について「月面着陸についての話はたくさんあるけど、それを成し遂げるまでの間に何を感じていたのか、そして月面に立った初めての人間になるのはどんな気持ちだったのかを知りたかった。何より重要なのは、これは宇宙旅行を経験しながらも良き父親、良き夫であろうと努力した1人の男の感動的な物語という点なんだ」と、ニール・アームストロングという一人の男、そしてその人生に丁寧にフォーカスをあてて描いたことを明かしている。
実際に宇宙旅行を体験した宇宙飛行士の山崎直子さんは本作を「上映時間の2時間21分の映像すべてがリアリティたっぷりだった」と大絶賛!また最も印象に残った場面として挙げるシーンが今回映像解禁されたシーンで、山崎さんはニールが娘に関わる質問で答えた言葉について「宇宙飛行士として任務に集中すると同時に、人間として、父親として“嘘をつきたくない”と思う心情が、わたしも一人宇宙飛行士、そして一人の親としてとても共感できました。その受け答えを汲み取ったうえで、ニールを信頼して、一緒に訓練をしていくことを選ぶ。そのようなチームワークや信頼関係を描くことで、ニールの心の部分をしっかり引き出しているのだなと感じました」とコメントした。
人類史上最も危険なミッションである月面着陸を果たし、歴史上に名を残す栄光を手に入れたニール・アームストロングの人生を、臨場感たっぷりの映像や、当事者にしかわからないリアルな苦悩や葛藤を交えながら、まるでドキュメンタリーのようにリアルに描き出す若き天才デイミアン・チャゼル監督入魂の新たな最新作に是非ご注目ください!
原題:『FIRST MAN』 全米公開:10月12日(金) 監督/製作:デイミアン・チャゼル(『ラ・ラ・ランド』(17)、『セッション』(15)
出演:ライアン・ゴズリング(『ラ・ラ・ランド』(17)、『ブレードランナー 2049』(17)、クレア・フォイ(『蜘蛛の巣を払う女』(19)、カイル・チャンドラー(『キャロル』(16)、ほか
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、アダム・メリムズ、ショジュ・シンガー 脚本:ジョシュ・シンガー(『スポット・ライト 世紀のスクープ』(16)
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ(『セッション』(15)、『ラ・ラ・ランド』(17) ※作品公開年は全て日本公開年
原作:「ファーストマン:ニール・アームストロングの人生」著/ジェイムズ・R・ハンセン 配給宣伝:東宝東和
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