今最も注目されるギリシャの鬼才、ヨルゴス・ランティモス監督の最新作『女王陛下のお気に入り』が、2019年2月15日(金)より全国ロードショー致します。

先日発表されたゴールデングローブ賞では、オリヴィア・コールマンが主演女優賞を受賞。ベネチア国際映画祭では、銀獅子賞(審査員大賞)、女優賞のダブル受賞を果たし、アカデミー賞最有力との呼び声も高い本作。

主人公アン女王を演じたオリヴィア・コールマンほか。貴族への返り咲きを狙う召使のアビゲイルには、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞(R)主演女優賞を受賞したエマ・ストーン、女王の幼なじみで親友のレディ・サラには同じくオスカー女優のレイチェル・ワイズという、ランティモス監督が信頼を寄せる実力派三女優が集結。

この度解禁された特別映像では、美しい宮廷を舞台に巻き起こる、女たちの愛と権力を巡る複雑な関係性を、ヨルゴス・ランティモス監督、3人の女優のインタビュー共に紹介。
監督は「3人とも複雑なキャラクターに仕上げた。」と見どころを説明すると、オリヴィア・コールマンは「3人の関係の描き方がとても斬新よ。すばらしいストーリーだわ。」と大絶賛している。

・映像(You tube)

<映像コメント>

○ヨルゴス・ランティモス監督

3人の女性全員を主人公にするアイデアに興味をそそられた。
見どころは何と言っても複雑さだ。3人とも複雑なキャラクターに仕上げた。
どんな悪さをしても共感できる。
本作には特定の悪役も、被害者もいない。悪役と被害者がコロコロ変わっていく。

○オリヴィア・コールマン

3人が平等に描かれている。愛と権力を巡る物語よ。
3人がどうなるか最後までわからない。
3人の関係の描き方がとても斬新よ。
すばらしいストーリーだわ。

○エマ・ストーン

誰もが欠点だらけで滑稽だけど、一筋縄ではいかない。
全員が自分なりの理由で動いている。

○レイチェル・ワイズ

パワーバランスと支配権を巡る争いよ。
アビゲイルは生きるためでも、レディ・サラにとってはただの泥棒猫よ。

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【STORY】

18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。
虚弱な女王、アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染、レディ・サラ(レイチェル ・ワイズ)が病身で気まぐれな女王を動かし、絶大な権力を振るっていた。
そんな中、没落したサラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして参内し、その魅力がレディ・サラとアン女王を引きつける。
レディ・サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を伺っていた。
戦争の継続をめぐる政治的駆け引きが続く中、急速に育まれるサラとの友情がアビゲイルにチャンスをもたらすが、その行く手には数々の試練が待ち受けていた。

■監督:ヨルゴス・ランティモス『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』

■キャスト:エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』、レイチェル・ワイズ『ロブスター』『ナイロビの蜂』、オリヴィア・コールマン『ロブスター』、ニコラス・ホルト『シングルマン』『X-MENシリーズ』、ジョー・アルウィン『ビリー・リンの永遠の一日』

2018年/アイルランド・アメリカ・イギリス映画 
配給:20世紀フォックス映画
(C)2018 Twentieth Century Fox

2月15日(金) 全国ロードショー!