映画『Stan&Ollie(原題)』日本公開決定
先だって発表された第76回ゴールデン・グローブ賞ノミネーションに於いて、コメディ/ミュージカル部門の男優賞にジョン・C・ライリーがノミネートされ、さらにボストン映画批評家協会賞では主演男優賞を受賞した話題の映画「Stan&Ollie(原題)」がHIGH BROW CINEMA配給にて、4月に日本公開されることが、この度緊急決定しました。
本作は、スティーヴ・クーガンとジョン・C・ライリーのW主演で贈る、実話を元にした感動作。
チャールズ・チャップリンやバスター・キートンらと並びハリウッドの映画創成期を支え、100本以上の作品に出演、2人組コメディアンのパイオニアとして知られるアメリカのお笑いコンビ“ローレル&ハーディ”。日本ではほとんど知られていない、この伝説のコンビの晩年を、名優二人が演じ、本年10月に、第62回ロンドン映画祭のクロージング作品として上映されるやいなや、その感動が瞬く間に広がり、特に主演を演じた二人の演技は絶賛され、本年度の賞レースの俳優部門に突如ダークホースとして登場した。
細身のスタン・ローレルを演じるのは、イギリス出身のスティーヴ・クーガン。コメディアン、コメディ作家としてキャリアをスタートさせ、「アラン・パートリッジ」のTVシリーズでイギリス国民から絶大な人気を誇る一方、映画俳優としては、マイケル・ウィンターボトム監督作品で主演をつとめ、名女優ジュディ・デンチと共演した『あなたを抱きしめる日まで』(13)では、製作・脚本もつとめヴェネチア国際映画祭・最優秀脚本賞を受賞するなど多彩な才能の持ち主で、近年は『ナイト ミュージアム』シリーズ、『ミニオンズ』シリーズなどハリウッド大作にも出演している。
ふくよかなオリバー・ハーディーを演じるのは、アメリカ出身のジョン・C・ライリー。『ブギーナイツ』(97)、『マグノリア』(99)で一躍注目を集め、現在も超話題作から実力派監督が手がけるミニシアター作品まで、幅広い活躍を続けている名バイプレイヤー。抜群の歌唱力が話題を呼んだ『シカゴ』(02)では、アカデミー賞助演男優賞にもノミネートされたが、本作では、その歌声を楽しむこともできる。
監督は、ジェームズ・マカヴォイ主演で注目を集めた『フィルス』(13)のジョン・S・ベアード。
脚本は、『あなたを抱きしめる日まで』をスティーヴ・クーガンと共に担当した、ジェフ・ホープがつとめている。
世界中を笑いの渦に巻き込んだアメリカのお笑いコンビ“ローレル&ハーディ”。共に人生を歩んできた2人が、人生の晩年に差し掛かり、改めてお互いへの愛、演じることの大切さに気付いていくコンビ愛の物語にぜひご期待ください!
出演:スティーヴ・クーガン、ジョン・C・ライリー 監督:ジョン・S・ベアード(『フィルス』) 脚本:ジェフ・ホープ
2018年/イギリス・カナダ・アメリカ/英語/カラー/スコープ/DCP5.1ch/97分
配給:HIGH BROW CINEMA © eOne Features (S&O) Limited, British Broadcasting Corporation 2018