大きな話題を呼んだ『ヤクザと憲法』や、ドキュメンタリーとして異例の25万人以上を動員している『人生フルーツ』など、テレビ/映画の枠を越えて刺激的なドキュメンタリーを発表している東海テレビ放送。
2011年の『平成ジレンマ』公開以降、10作品の劇場公開を続ける「東海テレビドキュメンタリー劇場」が、第66回菊池寛賞を受賞し、12月7日には都内ホテルにて贈呈式が行われました。
さらに「東海テレビドキュメンタリー劇場」の「第11弾」となる待望の最新作『眠る村』が2019年2月2日(土)よりポレポレ東中野ほかにて公開と決定しました。
予告編とメインヴィジュアルが解禁となります。

『眠る村』
*名張毒ぶどう酒事件——戦後唯一、司法が無罪から逆転死刑判決を下したこの事件。
57年が経った今もなお、多くの謎がある。決定的な物証の不在、自白の信憑性、二転三転した関係者の供述。そ
して、なぜ司法は頑なに再審を拒むのか。その謎に挑むのは、『ヤクザと憲法』『人生フルーツ』の東海テレビ放送。
今年開局60年を迎えた東海テレビ放送は、開局まもなく起こった本事件を長きにわたり報道し続け、
80年代以降は3代のディレクターにより「名張毒ぶどう酒事件」を巡るドキュメンタリー作品を制作してきた。
さらに、“司法シリーズ”として検事、裁判官、被害者遺族、光市母子殺人事件の弁護団などに密着した作品も数々発表し、
多角的に日本の司法を見つめてきた東海テレビが、これまでにないアプローチで名張事件の闇に迫った『眠る村』。
樹木希林が奥西勝の母を演じた『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』( 13年公開)で、主人公・奥西勝役を演じた仲代達矢が本作のナレーションを務めた。
仲代の鬼気迫る言葉が観る者に衝撃の真実を突き付けていく。
平成最後の冬に放つ、渾身のミステリー。東海テレビドキュメンタリー劇場第11弾。


(C)東海テレビ放送

◆公開表記
2019年2月2日(土)より東京・ポレポレ東中野にて公開ほか全国順次

●公式WEBサイト&SNSのURL
WEBサイト: http://nemuru-mura.com
FB: https://www.facebook.com/tokaidoc.movie/
Twitter: https://twitter.com/tokaidocmovie
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■「第66回菊池寛賞」(日本文学振興会主催)【東海テレビドキュメンタリー劇場】受賞理由
「ヤクザと憲法」「人生フルーツ」など、独自の視点から地方発のドキュメンタリー作品を制作。
作品は映画としても公開され、他のローカル局がドキュメンタリー映画を発信することに大きな影響を与えた。
 
◆日本文学振興会◆ 
菊池寛賞について: http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/kikuchi/
この賞は日本文化の各方面に遺した功績を記念するためのもので、その年度に最も清新かつ創造的な業績をあげた人物や団体に贈られます。
本年度のほかの受賞:作家・佐伯泰英さん、明治書院「新釈漢文大系」、歌手・松任谷由実さん