このたび、奥山大史監督(22)が、自ら脚本を執筆、監督・撮影・編集を手掛けた長編映画『僕はイエス様が嫌い』が、12月14日、マカオ市内で開催された第3回マカオ国際映画祭のアワードセレモニーにてスペシャル・メンションを受賞しました。マカオ国際映画祭のコンペティション部門における日本人監督作品の受賞は初めてのことです。
さらに今回の受賞は、第66回サンセバスチャン国際映画祭における最優秀新人監督賞、第29回ストックホルム国際映画祭における最優秀撮影賞に続く3度目の受賞となり、本作が出品された全ての国際映画祭で受賞しています。
2019年に日本での劇場公開も予定しており、今後のさらなる展開が期待されています。

選考理由

この映画は、全編を通して、完璧なリアリティと絶妙なユーモア、そして詩的なストーリーテリングが通貫されていました。
さらに主演の佐藤結良くんと、彼だけに見える小さなイエス様は、私たち審査員を強く魅了しました。
これらの理由から「僕はイエス様が嫌い」にスペシャルメンションを授与します。

監督コメント

初めて作った長編映画と共に旅する3つ目の映画祭も、温かく迎えていただきました。
そして多くの方から主演の佐藤結良くんに対する称賛をいただきました。
この賞はきっと彼のお芝居に対するご褒美なのだと思います。
参加する映画祭それぞれで異なる賛辞をいただくごとに、この映画に関わってくださったスタッフ、キャストの皆さんに感謝しています。
本当にありがとうございました。

主演の佐藤結良コメント

このような賞をいただける作品に参加できたこと、とても嬉しいです。
今回がはじめての海外でしたが、とても良い経験をさせて頂きました。
ここに連れてきてくださった奥山監督と、スタッフの皆さんに感謝です。
ありがとうございました。