2017 年上半期の最大ヒットとなった『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠監督と北島直明プロデューサーが再びダッグを組む超大型プロジェクト、映画『AI 崩壊』(2020年公開)が始動!

完全オリジナル脚本となる本作。その舞台は、2030年の日本――医療・金融・交通・セキュリティなど、AIが国民の生活を支えるインフラとして欠かせない存在となっている“AI社会”。そんなある日、信頼していたAIが暴走、日本中を巻き込む、想像を絶する大惨事が発生する—-。
本作の主人公、画期的な AI の開発者・天才科学者の桐生浩介(きりゅうこうすけ)を演じるのは、日中合作映画『在乎你ツァイフーニー (邦題:逢いたい)』への出演や、ロンドン公演されたミュージカル「王様と私」で1人2役に挑戦するなど、活躍の場を世界に広げる大沢たかお。さらに賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和と日本を代表する豪華キャストたちが競演する。

身の回りにはAI搭載の家電や通信システムが溢れ、AIという文字をメディアで見ない日はないほどAI関連ニュースがメディアを賑わしている昨今。AIへの関心が高まる今と地続きの未来――2030年には一体どんなAI社会が待っているのか—!?
撮影は12月22日にクランクイン、2月下旬にクランクアップを予定。
『22年目の告白―私が殺人犯です―』のスタッフが完全オリジナルストーリーで描く、日本中を揺るがすサスペンスが誕生する。2020年の公開に向けて、本作の続報にどうかご期待下さい。

入江悠(監督・脚本)コメント
子どもの頃からの夢でした。「近未来SF」×「クライムサスペンス」。
その物語の映画が実現することになりました。
テーマは「人工知能」。ここ十数年の人工知能(AI)の進歩は
驚くべきもので、私たちはいま歴史上、未曾有の分岐点に立っています。完全オリジナル脚本を書き、主演の大沢たかおさんはじめ素晴らしい俳優陣の方々に集結していただきました。人間とはなにか。生命とはなにか。文明とは。人間の仕事は減っていくのか。そして、私たちは人工知能の普及によって幸福になるのか。
思弁的・哲学的な問いを内包しつつ、手に汗を握るノンストップ・サスペンス映画を作るべくキャスト・スタッフ一丸となって撮影へ臨みます。エキストラさんや最新テクノロジー提供など、ご協力いただける方々への募集も始まっています。新しい日本の近未来映画の誕生へ。ぜひご期待ください。

北島直明(プロデューサー)コメント
映画「22年目の告白」では、韓国映画からのリメイクに際して【日本仕様】にする為のオリジナル展開を組み込んでいく作業が本当に大変でした。そんな四苦八苦した経験を踏まえ、今度は、入江監督と共に【完全オリジナル映画】に挑みます。しかも、映画【22年目の告白】を大幅に超える製作費を投じます。【原作を元にした映画】がスタンダードとなった日本映画への挑戦です。日本を代表するAI研究者の方々への取材を何度も行い、20稿を超える改稿を重ね、「藁の楯」を超えるアクションと「22年目の告白」を超えるヒリつく展開の脚本が完成しました。間もなくクランクインです。大沢たかおさんを主演に迎え、賀来賢人さん、岩田剛典さん、広瀬アリスさん、三浦友和さんら日本を代表する俳優陣と入江監督、スタッフと共に、この冬を熱く駆け抜け、日本映画史に残るような最高に緻密でスリリングなサスペンス映画を製作します。ご期待下さい!

監督・脚本/入江悠
2009年に「SR サイタマノラッパー」でゆうばり国際ファンタスティック映画祭コンペティション部門グランプリを受賞し、日本映画界から注目を浴びる。現代社会にある問題点をソリッドに描き、エンターテイメント作品、映画的作品いずれも評価が高い。日本を代表する30代監督。
代表作に『ジョーカー・ゲーム』(15)、『太陽』(16)、『22年目の告白-私が殺人犯です-』(17)、『ビジランテ』(17)、『ギャングース」』(18)などがある。

企画・プロデュース/北島直明
2004年に日本テレビ入社。映画プロデューサーとして多くの作品を手掛ける。
代表作に、『藁の楯』(13)、『22年目の告白-私が殺人犯です-』(17)、『ちはやふる』シリーズ(16・18)、『50回目のファーストキス』(18)など。公開待機作に『キングダム』(19年4月19日公開)がある。また、現在、ハリウッドで『藁の楯』のリメイク製作も手掛けている。

▼公開情報
┃タイトル:『AI崩壊』
┃公開表記:2020年、全国公開
┃配給表記:ワーナー・ブラザース映画