全編高知ロケ・映画『カスリコ』 11 月 3 日(土)封切初日舞台挨拶決定!
映画『カスリコ』は、高知県の実業家 國吉卓爾が自身の放蕩三昧だったという若い頃を思い出しながら、初めてシナリオを執筆し、70歳にしてシナリオコンクールにて賞を受賞した作品の映画化。日本における究極のギャンブルとも称される「手本引き」に翻弄される人々の悲喜交々を、全編モノクロで描いた“盆中(賭場)”の人情劇が、オール高知ロケによって誕生した。監督には、アクション監督、殺陣師として著名な高瀬将嗣が務めた。國吉と高瀬は学生時代の先輩後輩関係で、シナリオコンクールの授賞式で偶然の再会を果たしたことを機に、高瀬のラブコールを國吉が受けて映画することになった。
■ストーリー
昭和40年。土佐・高知で腕利きの料理人と言われた岡田吾一(石橋保)は、賭博にのめり込み破滅する。自身の店を手放し、妻子を故郷に帰し途方に暮れていた。そんな吾一の前に、一本筋の通ったヤクザ 荒木五郎(宅間伸)が現れ、カスリコの仕事を紹介する。カスリコとは賭場で客の世話や使い走りをして、わずかなご祝儀を恵んでもらう物乞いのような仕事だ。他に行き場がない吾一はカスリコとして再び賭場に出る。カスリコ仲間の中川秀次、中川の贔屓客・コバケンの引き立てや商売人の才覚もあって少しずつカスリ(祝儀)を増やしていくが、ある日、伝説の博打打ち 寺田源三が現れる。源三は、かつて吾一が激しい勝負を交わした相手だった。吾一は、かつての賭博への情熱を思い出し、揺さぶられる…
(※手本引きとは……1~6の数字のうち、親が選んだ1枚の札を、複数の子が推理して当てる賭博。親の性格やクセを読む心理戦の性質もあり、日本における「究極のギャンブル」とも言われる。)
舞台挨拶 14:00~14:30 (30 分以内) 12:00 の回上映後
【登壇者(予定)】石橋保・宅麻伸・高瀬将嗣監督、高知出身:大家由祐子・鎌倉太郎・掛水杏樹
【場所】 高知あたご劇場 (高知県高知市愛宕町1丁目1−22)
■公開
2018/11/3
高知あたご劇場にて公開
■作品データ
製作年:2018年
製作国:日本
配給:-
上映時間:114分
公式サイト:http://kasuriko-movie.jp
■キャスト
石橋 保
宅麻 伸
中村育二
高橋かおり
高橋長英
山根和馬
鎌倉太郎
金児憲史
小市慢太郎
西山浩司
高杉 亘
伊嵜充則
及川いぞう
西村雄正
大家由祐子
池上幸平
服部妙子
■スタッフ
脚本:國吉卓爾
制作:臼井正明
監督:高瀨將嗣
撮影:今泉尚亮
美術監督:若松孝市
装飾:井隈啓太
照明:守利賢一
助監督:山本亮
録音:藤丸和徳/清水雄一郎
記録:柳沼由加里
編集:田巻源太
配役:空閑由美子
制作担当:古森正泰
制作協力:シネムーブ
製作:珠出版
配給:シネムーブ
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© 2018 珠出版