世界の映画祭で数々の《観客賞》を受賞!トロント国際映画祭オープニング作品

アスリート史上、最も美しい男・ボルグ【氷の男】VS 最も荒々しい男・マッケンロー【炎の男】1980年ウィンブルドン決勝戦。世界が熱狂した極限の決戦とは──?

1980年、世界中が注目する中、エレガントなプリンスとワイルドな野生児の対極的な2人が、ウィンブルドン決勝戦でぶつかり合った世紀の試合を描いた『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』が、8月31日(金)より公開中。

このほど、本作の監督を担当したヤヌス・メッツのインタビュー映像が公開されました。監督は、衝撃の戦場ドキュメンタリー映画『アルマジロ』で、第63回カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリを受賞したヤヌス・メッツ。本作ではハンディカムやステディカムカメラを駆使して縦横無尽の角度から試合シーンを捉え、臨場感が炸裂する白熱のエンタテインメントを完成させた。

世界中が固唾を呑んで見たスポーツ史に刻まれた究極の名勝負の映画化が実現した本作。インタビュー映像でヤヌス・メッツ監督は、マッケンローを演じたシャイア・ラブーフについて「シャイアの集中力はすごいよ。ひとつのシーンに同じアプローチで臨むことは絶対にないんだ。いつも何か新しい要素を持ち込んでくる。そして彼は周りのすべてのテンションを上げることができる。シャイア・ラブーフとは、ドキュメンタリーを撮っているようだったよ。カメラが彼の演技に従わなくちゃならない。それが理解できれば、シャイアとは最高のシーンを撮ることができる。」と、初のタッグとなったシャイアとの撮影時のエピソードを明かし、ボルグ役のスベリル・グドナソンについては、「いつも謎の部分がある。そしてそれは、彼の役作りにおいてとてつもなく興味深い瞬間を作り上げた。」と、充実感を得た様子で語っています。監督のきっかけについて聞かれると、「ビヨン・ボルグの映画を僕で撮れるのだろうか?僕はスェーデン人じゃないし、テニスに特別な興味があるわけでもないし。」と脚本を見たとき思ったとエピソードを告白。続けて、「でも、なんとなく引っかかるものがあった・・・何かが僕の意識を捉えた。脚本は本当に素晴らしくて心揺さぶられる始まり方だった。実際、脚本はいっぺんに読んでしまったよ。大いに感動したね。スポーツや2人のアイコンについてだけの物語じゃなかった。人生に対する2つの非常に異なるアプローチが描かれていたんだ。」と話し、また、「『ボルグ/マッケンロー』は、違った方法で、同じ悪霊に駆り立てられていた、2人の人間についての映画だ。認知されたいという思い、意味を見出したいという思いに駆り立てられて、人生最大の疑問に直面する。どうして僕らはここにいるんだ?どのように生きるべきなのか?」と本作の内容について解説しています。

頂点に立つ者と追いかける者の孤独と葛藤。生きるか死ぬかの鬼気迫る闘いの表と裏に迫る、熱狂と興奮の最高潮に、やがて押し寄せる感動の実話。80年代のレジェンドにして、今なおテニスプレイヤーの頂点の存在として歴史を作った、あのボルグVSマッケンローの熱き闘いを是非スクリーンでお確かめください。

『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』
【ストーリー】ボルグvsマッケンロー 1980年ウィンブルドン、全世界が注目した、世紀の試合が甦る――テニスブームに沸く1980年、対極的な2人のスタープレイヤーの戦いに世界中が熱狂していた。5度目のタイトル獲得を目指す冷静沈着な美しきボルグと、短気で荒々しい悪童マッケンロー。トップを走る2人が極限の精神状態で挑んだ、熱狂と興奮の試合。生きるか死ぬかの鬼気迫る闘いの表と裏に迫る、感動の実話。
監督:ヤヌス・メッツ『アルマジロ』第62回カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ受賞
出演:シャイア・ラブーフ『トランスフォーマー』シリーズ、スベリル・グドナソン『ストックホルムでワルツを』ステラン・スカルスガルド、ツヴァ・ノヴォトニー、レオ・ボルグ(ボルグの息子)
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