フランスを代表する2大女優『シェルブールの雨傘』『8人の女たち』のカトリーヌ・ドヌーヴと、『大統領の料理人』で注目を集めたカトリーヌ・フロが、初共演にして、かなり息の合った“母・娘の掛け合い”で観る者を楽しませてくれる『ルージュの手紙』(2017年12月、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開)の予告編を解禁致します。

猫のように自由に生きる、血のつながらない母 VS ストイックで真面目すぎる娘。30年ぶりに再会した正反対の二人のやりとりが、可笑しくて、ほろ苦い。
もしも何もかもが正反対の相手が突然現れて、自分を予想外の未来へと導いてくれるとしたら―?セーヌ川が流れるパリ郊外
で、助産師として堅実に働くクレール(カトリーヌ・フロ)のもとに、30年前に突如姿を消した血のつながらない母ベアトリス
(カトリーヌ・ドヌーヴ)から「会いたい」と1本の電話が入る。ベアトリスは堅実なクレールとは真逆の生き方をして
きた女性。自由が好きで、お酒が好きで、ギャンブルも好き。クレールは、父親を置いて去った身勝手な彼女に苛立ちながら
も、全てを失って戻ってきたベアトリスの事を放ってはおけなかった。
いつしかクレールは、ベアトリスの生き方に影響され、人生の扉を少しずつ開きはじめる。

樹木希林「こんなに感情が理解できる映画にはなかなか出逢えない!!」
この度解禁された予告編では、父を捨てた母と30年ぶりに再会を果たした娘が、失われた年月を取り戻すかのように共に過ごし、初めの内は理解しあえなかった正反対の二人が、歳を重ねたからこそわかり合える女同士の歓びや切なさを共有し、人生の輝きに気づいていく様が笑いと共に感動的に描かれている。
カトリーヌ・ドヌーヴが派手な服を着てギャンブルに酒にタバコにとまるで彼女自身の生き方そのもののように人生を謳歌する“母”ベアトリス役を演じ、貫録のある演技とチャーミングな魅力が全開!これはドヌーヴの素なのではないか??と思えるくらい、私達が待ち望んでいた、カトリーヌ・ドヌーヴの姿を拝む事ができる。
対照的に真面目すぎる“娘”クレールを演じるカトリーヌ・フロが、母を優しく包み込ながら、共に過ごしていくことで人生の輝きを手に入れていく姿は観る者の心を揺さぶる。カトリーヌ・ドヌーヴと同い年で、日本が誇る大女優の樹木希林も「こんなに感情が理解できる映画にはなかなか出逢えない!!」と大絶賛!!娘を持つ母としての感想を語っている。
監督・脚本は『ヴァイオレット-ある作家の肖像-』『セラフィーヌの庭』など女性を描くことに定評のあるマルタン・プロヴォ。また、『少年と自転車』のオリヴィエ・グルメが脇を固める。映画『ルージュの手紙』は2017年12月、シネスイッチ銀座他全国順次ロードショー。

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