広大な宇宙を舞台に、“完璧な生命体”との遭遇を描き、映画史上に金字塔を打ち立てた『エイリアン』。ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャーといったヒットメーカーを輩出した伝説的なシリーズの創造主、リドリー・スコットが自らメガホンを執った最新作『エイリアン:コヴェナント』が9月15日(金)に公開となる。この度、本編には含まれないお宝映像と画像が到着し、クレジットされておらず、かねてより噂されていたジェームズ・フランコの出演が明らかになった。

到着した映像は、人類初の大規模な宇宙への移住計画のため、滅びゆく地球を旅立った宇宙船コヴェナント号の乗組員の様子を映し出す。キャサリン・ウォーターストン演じるダニエルズの夫が船長のジェームズ・フランコで、なにやら体調がすぐれない様子。そんな船長不在で、乗組員たちは、冷凍冬眠の前にパーティーを始める。乗組員たちが一つの卓を囲んで“最後の晩餐”を共にし、腕相撲対決で盛り上がったかと思えば、地球で食べた懐かしの味に思いを馳せたりと地球を後にする不安も感じさせる。そんな中、一人の女性乗組員が突然苦しみ出す・・・ファンは『エイリアン』でジョン・ハート演じるケイン副長の胸を食い破ってあの未知の生命体が飛び出したあのシーンを思い起こさずにはいられないだろう。彼女の身に何が起こったのか?は本映像で確認できる。

また、本動画は『Last Supper(最後の晩餐)』と銘打っており、同時に到着した画像は、ローブをまとった船長のジェイコブを中心にした乗組員とのショットがレオナルド・ダ・ヴィンチの名画を彷彿とさる。この後あまり良い展開にならないことを予感せずにはいられない。そんなジェイコブ演じるフランコは、「2人はとても愛し合っていて、幸運にも夫婦で一緒に同じミッションに従事している。2人には将来のための計画があるんだ」と明るい未来の設計図を描いているという。続けて、ダニエルズを演じたウォーターストンの演技について「シリーズのどの作品でも主人公の緊迫感がすごく伝わってくる。エイリアンと向き合う主人公があまりに真剣なので、観客も引き込まれてしまうんだ」とアカデミー主演男優賞ノミネート経験を持つフランコが絶賛する。

『オデッセイ』や本作でセカンドユニット監督のリドリー・スコットの息子ルークが、本映像も監督しており、映画公開前に必見の映像となっている。楽しそうにパーティーするクルーに待ち受ける運命とは?そして、意味深な画像が語る意味とは?益々本作の公開に期待が高まる。

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