東京女子流、10/25リリースminiALの収録内容がファン投票?今は制作者の押し付けで作品を作る時代ではない
東京・お台場で開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」(以下、TIF2017)での圧巻したパフォーマンスが記憶に新しい東京女子流。
「セットリストが最高!」「世界観を作り上げた見事なパフォーマンス」「昔の曲は名曲揃い」と絶賛の声がSNS上では繰り広げられている。
そんな中、10/25にリリースされるminiアルバム「PERIOD. BEST 〜オトナニナルンダカラ〜」では、収録内容をファン投票で決める施策が展開されているという。
東京女子流のシングル曲を中心に、miniアルバムに収録してほしい曲をファン投票。ファン投票で選ばれた上位6曲が再レコーディングされminiアルバムに収録されるといった内容だ。
miniアルバムのサブタイトル「オトナニナルンダカラ」「キメテイイヨワタシノコト」の頭文字を切り取って”オトキメ=音決め”とメンバー&制作者の意図が要所に込められてるように感じられた、今回の施策はかなり盛り上がりそうだ。
InstagramerやYouTuberがスターになる時代。制作者側が作品を押し付ける時代は終わったのかもしれない。パフォーマンスやクリエイティブ制作において対話が出来るアーティストが今後は勝ち残るように感じる。東京女子流はデビューから長い歴史を経て、方向転換を何度か繰り返したアーティストではあるが、今後の変化はクリエイティブやパフォーマンスでユーザーと対話をしていく、という方向転換なのかもしれない。”アーティストかアイドルかはみなさんが決めること”とアーティスト宣言の撤回もそのように感じられるのである。今回のminiアルバムのサブタイトル「オトナニナルンダカラ」「キメテイイヨワタシノコト」もそう考えると納得がいく。