マーレン・アデ監督インタビュー公開!映画『ありがとう、トニ・エルドマン』
大ヒット公開中の『ありがとう、トニ・エルドマン』。ハリウッドリメイクも決まる本作は、公開直後から今年一番の呼び声高く、満席も続出!この度は本作の監督マーレン・アデのインタビュー動画を解禁!
互いに思い合っているにも関わらず、今ひとつ噛み合わない父と娘の普遍的な関係を、温かさとクールな視点をあわせ持った絶妙のユーモアで描いた本作。冗談好きの父・ヴィンフリートと、故郷を離れ外国で仕事をする娘・イネス。仕事一筋で笑顔を忘れかけている娘を心配し、父は、出っ歯の入れ歯とカツラを装着し<トニ・エルドマン>という別人になって、神出鬼没に娘のもとに現れる…。
SNSでは「めちゃめちゃ面白くて、めちゃめちゃ泣ける。親父ギャグは世界を救う」「いつまでも観ていた」「間違いなく、今年一番で、近年のナンバーワン!」と作品への大絶賛の感想が連日上がっている。さらに、「マーレン・アデってすごい!天才だ!」「一体この監督の頭の中はどうなっているんだ!?」と、高い評価を受ける作品を生み出したマーレン・アデとは一体何者なのか気にする声も続々。
この度公開されたマーレン・アデ監督の動画では、『ありがとう、トニ・エルドマン』の着想から作品が完成するまで、そして昨年の特別なカンヌ体験について語っている。「この作品の脚本はかなり時間をかけたのよ。複数の要素を積み重ねて書いたの。随分 コメディーを調べたわ。そこで行き着いたのがアンディ・カウフマンだった」と本作を作り出すきっかけとなった人物について触れその姿にインスピレーションを受けたという。さらに冗談好きの家族の中で、特に自身の父親とのエピソードも語っている。
また、オーディジョンやリハーサルでの役作りについて自身のこだわりも見せている。そして、記念すべきプレミア上映が行われた去年のカンヌ国際映画祭での出来事について尋ねられると「カンヌは すばらしかったわ。それに加えて…驚くほど忙しくて大変だった。(~)走りっぱなしよ。月曜日はまだミキシング中だったの。火曜日に完成させ、水曜日に服を買い、木曜日にカンヌへ。その夜に作品の試写を行ったの。土曜日がプレミア上映だった。日曜日から水曜日までずっとインタビュー」と過密スケジュールに翻弄される一方で、現地で体験した感動を想いおこす表情を見せている。
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